直談は「間に人を入れない話し合いのこと」。
相手と直接話し合うという場面で使っていく表現になります。
あまり有名な表現ではありません。
直談判は「交渉などに関して、相手と直接話をすること」。
何かを頼みたい相手に自分で直接会って、話をするようなケースで使われます。
直談と比べると有名な言い方になると言えるでしょう。
「直談」の意味
直談とは、間に人を入れない話し合いのことです。
つまり、話をすべき相手と直接話をしていくケースで使います。
間に人を入れて話をするケースの方が少ないと思われるので、直談という表現を使える機会はかなり多いでしょう。
でも、そんなに知名度は高くありませんから、そこは知っておくべきです。
馴染みは感じづらい言い方になります。
「直談判」の意味
直談判とは、交渉などに関して、相手と直接話をすることです。
間に人を入れないという状況になりますから、直談とほぼ同じ意味と言えると思われます。
明らかな意味の違いはないので、そういった部分で区別をすることは難しいと言えるでしょう。
ただ、使用頻度においては差があり、基本的には直談判の方が使われやすいので、そこはポイントです。
「直談」と「直談判」の用法や用例
「やはり直談をした方が話がまとまるのは早いだろう。
間に人を入れると、それだけ時間が多くかかってしまうだろうから。
できるだけ早く話を済ませたいからな。」
「相手に直接頼み込むことで、こちらのお願いを聞き入れてくれる可能性は高くなると思うんだ。
だから、今回に関しては直談判をしていこうかなと思っているんだよ。」
直談と直談判はやや意味が似ている
直談と直談判に関しては意味は同じではないですけど、似ている部分はあります。
両方とも直接相手と話をするという意味になるので、その点においては共通しています。
でも、これらの言葉は使用頻度の面では差を感じられると言えます。
基本的には直談判の方がメジャーな言い方になるので、そこに関しては特に覚えておく必要があります。