屁は「飲み込んだ空気や腸内のガスが肛門から出ること」。
一般的には臭いがしますが、音が出るものは正確には屁とは言わないのです。
オナラは「飲み込んだ空気や腸内のガスが肛門から出ること」。
しかし、屁と違うのは、オナラというのは音が出るものとなっており、音が出る屁がオナラなので、そこが見分けるポイントになると言えます。
「屁」の意味
屁というのは、飲み込んだ空気や腸内のガスが肛門から出る現象のことで、通常は臭いがします。
音が出ることがあれば、それは正確にはオナラということになり、屁ではないのです。
したがって、音が出なかったものや意図的に音を出さないようにしたものについては、屁と呼ぶことになり、オナラと呼ぶのは適切ではないということになります。
「オナラ」の意味
オナラというのは、「お鳴らし」という言葉が語源になっています。
したがって、音が鳴るということが重要なので、音が出ないものは屁であって、オナラではないということになっています。
オナラというのは少なからず音が出ているものなので、そこがオナラという言葉の特徴になります。
音が鳴らないと気付かれづらいものですが、音が鳴ったらだいたい分かるので、そのときにはオナラという指摘が正しいのです。
「屁」と「オナラ」の用法や用例
「人がいる前では音を出すわけにはいかないから、音が出ないように、屁になるように俺は毎回頑張っている。
ただ、音が出ないようにすると、完全に出切らないから、もやもやした感じが残るんだよな。」
「音が出ないように我慢をしているのだが、それができずに結局音が出てしまうことがある。
そういうときには周りにオナラをしてしまったことがバレちゃうんだな。」
屁とオナラの区別はしやすい
屁というのは音が出てはいけないものであり、音が出た時点でオナラということになります。
しかし、現実は屁とオナラは同じ意味で使われてしまっており、音が出ないものもオナラと言われたり、音が出たものを屁と言ったり、その人次第でどっちを使うかが決まっているのです。
しかし、厳密な区別はこういった基準となっていますし、基準自体は分かりやすいものでしょう。