尻目は「顔の向きを変えないで後ろの方を見ること」。
後ろの方を見ていることに関して気付かれないような動作をするときに使う言葉になるでしょう。
横目は「顔の向きを変えないで、横を見ること」。
尻目の意味に割と似ていると言えますけど、横目の場合には横を見るシーンで使っていくので、そこに関してはポイントになるでしょう。
「尻目」の意味
尻目とは、顔の向きを変えないで後ろの方を見ることです。
こういった動きは無意識のうちにやっていることが多いはずです。
したがって、それなりに馴染みを感じやすい表現になると言えます。
基本的には後ろを見ていることに関して、他人に気付かれたくないと言える場面で使用することが多いです。
それなりに有名な言葉になります。
「横目」の意味
横目とは、顔の向きを変えないで、横を見ることです。
尻目の意味にやや似ているものの、全く同じではないので、そこは知っておきましょう。
ただ、状況としてはあまり大きな違いはありません。
だから、意味で区別はしづらい言葉になります。
また、使用頻度についても同じくらいと言えると思われますから、そこに関しても区別はしづらいです。
「尻目」と「横目」の用法や用例
「同期入社の人たちを尻目に、彼はどんどん出世していく状況だ。
仕事に関する能力に関しては、かなり優れた部分を持っている状況であると言えるだろう。」
「集団面接は自分以外の受験者のことが非常に気になってくる。
したがって、自分の隣の受験者の表情を横目でちょっと確認したら、非常に自信満々な雰囲気であり、自然と焦りの気持ちが生まれるな。」
尻目と横目は意味はそれなりに似ている
尻目と横目に関しては、動作としては同じようなものと言えます。
ただ、尻目は後ろを、横目は横を見るときに使う言葉なので、両者は微妙な違いはあると言えますが。
両者ともにかなり有名な言い方になるでしょうし、知っている人はそれなりに多いでしょう。
普段の生活の中で見聞きする機会はそこそこあると評価できると思われます。