我関せずは「自分には関係ないという態度でいること」。
特定の物事に関して、自分は関係ないとか、自分はかかわらないという態度でいる場面で使う表現になります。
高みの見物は「部外者が特定の物事の成り行きを見ている状況のこと」。
部外者だからこそ、気楽に見ることができるといった意味が含まれている表現であると言えます。
「我関せず」の意味
我関せずとは、自分には関係ないという態度でいることです。
特定の物事に関して、自分は部外者であるといった態度を貫くようなシーンで使います。
部外者なので、特に関与することもないですし、見ているだけというケースが多いでしょう。
それなりに有名な言葉になりますから、多くが知っていると言えるのではないかと思われます。
「高みの見物」の意味
高みの見物とは、部外者が特定の物事の成り行きを見ている状況のことです。
部外者なので、その物事に関係しているわけではないという状況であり、関係していないからこそ、ただ見ているだけという態度になるのです。
こういった表現はそこそこ有名でしょうから、割と多くの人たちが知っているはずですし、使ったことがあると言えるでしょう。
「我関せず」と「高みの見物」の用法や用例
「人は自分には関係ない物事に関しては、我関せずという態度をとりがちである。
他人が関係している物事について興味を持てる機会はそれほど多くないということなのだろう。」
「高みの見物をしている人たちはいいよな。
もう受かっている大学があるわけだから。
俺は今まさに入試を受けている最中であり、かなり必死な状況であると言えるんだ。」
我関せずと高みの見物は意味が似ていると言える
我関せずと高みの見物に関しては、ともに自分にとって関係ない物事を見ているようなシーンで使います。
どちらも部外者であるとか、自分は関係ないという気持ちがあるときに使用する言葉です。
両者は全く同じ意味ではないものの、状況としては割と似ているので、区別しづらいと感じる可能性があります。
たまに使われる表現になります。