待ち伏せるは「特定の存在が来るのを隠れて待つこと」。
人間に対しても使いますが、他の動物に対しても使用することがあります。
基本的には待っている相手に見つからないようにする意図があります。
待ち構えるは「特定の状況に備えて、予想して待っている状況のこと」。
何かしらの準備をしておくという意味で使うことが多いです。
「待ち伏せる」の意味
待ち伏せるとは、特定の存在が来るのを隠れて待つことです。
特定の存在が来るだろうと思われる場所に先に行って、そこでずっと待っているというケースで使います。
人に対して使うことが多いですが、動物に対しても使用できます。
狩りをするような場面で使われやすい表現であると言えるので、そこも知っておくといいでしょう。
「待ち構える」の意味
待ち構えるとは、特定の状況に備えて、予想して待っている状況のことです。
特定の状況が訪れると思われるケースにおいて、そのための必要な準備をしておくという意味の言葉になります。
でも、人に対して使うこともありますが。
割と日常的に使うことができる言葉なので、多くの人たちが無意識のうちに使用していると言える可能性があります。
「待ち伏せる」と「待ち構える」の用法や用例
「獲物が近くに来るまでは静かに待ち伏せる必要がある。
物音を立てると、逃げてしまう可能性があるから。
とにかく我慢して待つことが大切なんだ。」
「このピッチャーは変化球が打ちづらい。
でも、この打席では恐らく1球くらいはストレートが来るだろうから、ちゃんと待ち構えておく必要があると言える。
それが来たときには打ち損じないようにすべきだ。」
待ち伏せると待ち構えるは意味がやや異なっている
待ち伏せると待ち構えるについてはともに何かを待っていると言えるシーンで使っていく表現になります。
したがって、両者はそれなりに意味が似ていると言えるのです。
でも、全く同じ意味ではありません。
少なからず違いがあるため、使用するシーンにおいても差はある状況でしょう。
そこに関して特に覚えておいてほしいと評価できます。