手間取るは「手間や時間が想像以上にかかってしまうこと」。
当初の想定よりも難しい作業だったと言えるような場面で使っていく言葉になるでしょう。
手こずるは「すんなり対処できない状況のこと」。
何かを処理するにあたって、時間や手間がそれなりにかかってしまう状況で使う言葉になります。
手間取るの意味にかなり似ていると言えるでしょう。
「手間取る」の意味
手間取るとは、手間や時間が想像以上にかかってしまうことです。
本当はもっと簡単に行える作業だと思っていたのに、実は意外と難しかった、大変だったと言えるケースで使う言葉になります。
知名度は結構高いですから、多くの人たちが知っている表現になるでしょう。
日常生活のいろいろな場面で、手間取るという言葉を見聞きするはずです。
「手こずる」の違い
手こずるとは、すんなり対処できない状況のことです。
時間や手間がそれなりにかかるケースで使用する言葉になるので、手間取ると同じような意味の言葉と言えます。
明らかな意味の違いはありませんから、そういった部分で区別をすることは厳しいです。
使用頻度に関しても同じくらいと言えるので、そういう部分でも差は見出しづらいです。
「手間取る」と「手こずる」の用法や用例
「このボスはそんなに強くないはずなのに、1回では倒せなかった。
予想以上に手間取ってしまったと言える。
本当はもっとすんなり倒せるはずだったんだけどな。」
「相手は現在のところ最下位のチームだから、そんなに強くないだろうと思っていたけど、予想以上に手こずる状況だった。
なんとか勝つことはできたが、ギリギリだったな。」
手間取ると手こずるは意味はほぼ同じ
手間取ると手こずるに関しては、意味の違いはほぼないと言えます。
したがって、両者は同じようなシーンで使える状況と評価できますし、意味では区別できないと言えるはずです。
でも、使用頻度についてもそんなに差はないと思われるので、全体的に区別しづらい表現になるでしょう。
ただ、普段の生活でそこそこ使う言葉になると言えます。