受容は「受け入れること、取り込むこと」。
何かを受け入れる、容認するといった意味で使えますが、取り込むという意味もあるので、そこは知っておくといいでしょう。
認容は「認めたうえで許すこと」。
そのままの意味と言えるでしょう。
受容と意味は割と似ているので、明らかな意味の違いは見出しづらいと評価できるでしょう。
「受容」の意味
受容とは、受け入れること、取り込むことです。
こういった意味で使いますが、両方とも知っておきましょう。
受容については容認するといった意味で使用されることが多いです。
したがって、何かを認めるとか、そういうケースで使用する傾向にあるでしょう。
でも、取り込むという意味でも使うことがありますから、そこも知っておいてほしいです。
「認容」の意味
認容とは、認めたうえで許すことです。
認めることと許すことの2つの意味が含まれています。
受容の意味に多少なりとも似ていると言えるでしょう。
そこそこ有名な表現ですけど、頻繁に見聞きするわけではないと言えます。
だから、馴染みを感じられる人はそんなに多くないと思われるのです。
でも、意味は知っておいた方がいいです。
「受容」と「認容」の用法や用例
「この施設はいろいろな人たちを受容していると言えるだろう。
行き場がなくて困っているような人たちにとっては、かなり有難い状況ではないかと思うんだ。」
「校則に違反しているのではないかと思われる事柄に関して、教師が認容する場合もある。
したがって、気になったら質問してみるのがいいのではないかと思うんだよね。」
受容と認容は意味がそれなりに似ている
受容と認容に関しては意味は全く同じではないです。
しかし、そんなに違いがあるわけではないので、そういった点は理解しておきましょう。
また、使用頻度については大きく変わらないと思われます。
ともに頻繁に使われる表現ではないですが、全く見聞きしないわけでもないので、そういった部分についても知っておいた方がいいです。