十日市は「毎月十日に市場が開かれること、または、十日町市のこと」。

「十日」と言い換えると分かりやすい。

廿日市は「毎月二十日に市場か開かれること、または、廿日市市のこと」。

「二十日」と言い換えると分かりやすい。

十日市とは北は青森県から西は広島県まで全国で開かれている十日市場のことです。

廿日市は厳島神社由来の市で市の名前にもなっています。

「十日市」は毎月十日に開かれた市のこと

「十日市」は十日に開かれる市のことです。

全国に地名がありますが、「市」となったのは新潟県中越地方の「十日町市」だけです。

人口は10万人をピークに減少傾向にあり、2010年には6万人を下回りました。

名前の由来は毎月10日に市が立ったことによります。

「コシヒカリ」米の産地として、また、世界最大の野外アート展が開かれることでも有名です。

「廿日市」は20 日に開かれた市のこと、または「廿日市市」のこと

「廿日市市」は広島県西部に有ります。

厳島神社があることでも有名ですが、厳島神社の例大祭が年4回あり、最終日の20日の市が立ったことから「市」の名前の由来となっています。

人口は11万人を保っています。

鉄道は山陽本線や広島電鉄があり、高速は山陽自動車道や中国自動車道が通っています。

観光は世界遺産の厳島神社があり、名産は紅葉饅頭や牡蛎などです。

「十日町市」や「廿日市市」などの「市」は中世から行われていたもの

「十日町市」や「廿日市市」また、「四日市市」など「市」となったものもあり、全国の市は中世期から行われていたと考えられます。

市が立つのは月の特定の日、例えば「四日市」では4日、14日、24日など定期的に開かれるようになりました。

また、神社との関係も強く、「廿日市市」などその神社の祭の日程に合わせていたと思われます。

「十日市」と「廿日市」とは

「十日市」は10日に市が立つこと。

「廿日市」は20日に市が開かれることを意味します。

「十日町市」は
新潟県中越にある都市です。

コシヒカリ米の産地として有名です。

「廿日市」は広島県の西部にあり、厳島神社があります。

「廿日市」は厳島神社の例大祭に合わせて開かれていました。

これが「廿日市市」の名前の由来ともなっています。

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