クビは「労働契約を解除されること」。
解雇の中でも普通解雇や懲戒解雇に限定してクビを使うケースもあり、それ以外はリストラという言葉で代替されるのです。
解雇は「労働契約を解除されること」。
解雇には整理解雇や懲戒解雇などの種類がいくつかありますけど、それらをまとめて解雇と呼んでいるのが通常となっているのです。
「クビ」の意味
クビというのは、一般的には労働契約を会社の側が解除しようとすることです。
いわゆる解雇に相当しますが、会社の経営不振などが原因で社員に辞めてもらわないといけない整理解雇の際には、クビではなくリストラという言葉を使うこともあります。
ただ、クビという言葉は口語的な言い方で、一般的な会話で使われやすいという特徴があります。
「解雇」の意味
解雇というのは、労働契約を会社側が解除しようとすることで、クビとほとんど意味は似ていますけど、解雇には普通解雇、整理解雇、懲戒解雇といった種類があります。
整理解雇の場合にはクビという言い方をする場合もあれば、リストラという言い方をすることもあります。
解雇の種類によって、それ以降の再就職の難易度が変わるということも言えるのです。
「クビ」と「解雇」の用法や用例
「最近、仕事でミスしてばっかりだから、もしかしたらクビになるんじゃないか?って不安でいっぱいだよ。
クビになったらどうやって生活をしていけばいいんだろう。
」
「最近うちの会社の経営状態ヤバイらしいから、整理解雇あるかもしれないよ。
そうなったら誰が解雇されるのか?は分からないな。
俺が選ばれない自信はないよ。
」
クビと解雇は似たような意味だが
クビと解雇は同じような意味ではあるものの、特に大きな違いとしてはどういう場面で使うかという問題です。
クビというのは口語的な言い方なので、普通の会話の中で使います。
しかし、解雇は正式な言い方と言えますから、書類上などではクビではなくて、解雇という言葉が使われるということになっており、そういう性質の違いがあるのです。