背中合わせは「両者が背中を合わせるような向きで隣り合うこと」。

お互いが背中をくっつけるような状況において使う言葉と言えるでしょう。

ただ、人以外に対しても使用できます。

隣り合わせは「隣り合っていること、接している状況であること」。

基本的には隣り合っていると言えるようなケースで使う言葉であり、そこがポイントになります。

「背中合わせ」の意味

背中合わせとは、両者が背中を合わせるような向きで隣り合うことです。

背中をくっつけているような状況で使う表現になります。

こういう状況はたまにあります。

ただ、日常的にはそんなに見られない光景なので、実際にこういう表現を使う機会はそんなに多くないと思われます。

でも、多くが知っている、聞いたことがある言葉と言えるはずです。

「隣り合わせ」の意味

隣り合わせとは、隣り合っていること、接している状況であることです。

何かと何かが非常に近い位置にあるというケースで使っていく表現になります。

人に対しても使うことができますが、ものに対しても使用できると言えます。

背中合わせの意味に似ている状況であり、同様のシーンで使うことができる可能性があると思われるのです。

「背中合わせ」と「隣り合わせ」の用法や用例

「受験をするということは、常に合格と不合格が背中合わせの状況にある。

どっちになるかは自分の頑張り次第だが、ときには運も絡んでくることもあるだろう。」

「消防士は非常に危険な仕事を常にしている。

死と隣り合わせな状況もあるだろうし、常に自分の命を危険にさらしているという意識があるのではないかと思われるんだ。」

背中合わせと隣り合わせは意味はやや似ている

背中合わせと隣り合わせに関しては表現は似ていますが、意味についても割と似ています。

だから、区別しづらいと感じる可能性があるのです。

ただ、全く同じ意味ではないので、使用する場面にも違いはありますし、そういう部分は理解しておきましょう。

こういった表現はたまに使われると言えますから、意味は覚えておくべきです。

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