毒気は「悪意がある言動のこと」。

「悪意」と言い換えると分かりやすい。

悪気は「相手が困ることをわざとすること」。

「故意」と言い換えると分かりやすい。

「毒気」は相手をこまらせよう、へこませよう、やっつけようと言う攻撃的な言動を言います。

「悪気」は「悪気はなかった」と使い、「わざとしたのではない」と言う意味で使います。

「毒気」は悪意のある言動のこと

「毒気」は「どっけ、どくけ」と読み、相手に対する攻撃的な言動のことを言います。

「毒気のある言葉を言う」「毒気を抜かれてしまった」「毒気にあてられる」などと使います。

言ってはいけないことや、してはいけないことを言います。

例えば、人前で容姿に負い目を持っていることを言う、無能扱いするなど中傷する言葉を投げかけることです。

「悪気」は故意で相手を攻撃すること

「悪気」は「わるぎ」と読み、相手の気持ちを損なう言葉を言うことです。

故意に中傷するようなものです。

「ごめんなさい、悪気はなかった」と使います。

相手の気に障ることを言ってしまうことは、会話の中ではたまにあることで、その時は「悪気はない」と釈明することが大事です。

また、相手の言動を故意に悪く受け取ることも言います。

「毒気」も「悪気」も悪意があること

「毒気」があることや「悪気」があることは、根底に「意地の悪さ」が潜んでいます。

相手を困らせよう、傷付けよう、貶めようとする気持ちから行うものです。

用例の「毒気を抜かれる」は相手の狙いを見透かし「相手の気勢をそぐこと」です。

また、「悪気はなかった」は「わざと悪く言うつもりではない」と言う意味になります。

「毒気」と「悪気」とは

「毒気」は相手の感情を逆なでするような、言ってはならない、してはならない言動のことです。

「悪気」は相手の感情を損なうような、何気ない言動のことです。

「悪気」より「毒気」の方が、相手を傷付ける言動になります。

「毒気」は「毒気を抜かれる」「毒気にあてられる」と使い、「悪気」は「悪気はなかった」などと使います。

おすすめの記事