寛ぐは「仕事や心配事などを忘れて、伸び伸びと過ごしたり休んだりすること」。

自分にとって思い出したくない部分を忘れたうえで、元気にポジティブな気持ちで過ごす、心身を休めるという意味です。

憩うは「ゆったりとした気分で休むこと」。

こちらは割とそのままの意味であり、休むという点が特徴となっています。

寛ぐと似ている部分もあると言えます。

「寛ぐ」の意味

寛ぐとは、仕事や心配事などを忘れて、伸び伸びと過ごしたり休んだりすることです。

基本的には日常生活における煩わしい部分を忘れて、自分の思い通りの時間を過ごすといった意味になります。

休むという部分が含まれるケースもそれなりにあると言えるでしょう。

そのため、寛ぐはゆったりと過ごすというニュアンスが含まれやすいのです。

「憩う」の意味

憩うとは、ゆったりとした気分で休むことです。

休むという部分があるので、その点においては寛ぐと似たような意味の言葉と言えます。

でも、寛ぐは休むことがメインとは言えないものの、憩うは休むことがメインなので、そこはポイントになるでしょう。

でも、寛ぐと比べると、憩うという言葉はあまり使われないので、そこは知っておいてほしいです。

「寛ぐ」と「憩う」の用法や用例

「他人の家で寛ぐというのは、ちょっと勇気がいる。

しかし、昔から親しい友人の家ではどうしても寛いでしまうんだ。

完全にそういう間柄になっているということだろう。」

「彼にとっては、今は憩う時間が必要だ。

仕事のやり過ぎて、心身共にかなり疲弊している。

そういった部分を見ると、やはり少しは休むことが必要と言えるのだろう。」

寛ぐと憩うはちょっと意味が違う

寛ぐと憩うについては、ともに休むという意味があります。

しかし、寛ぐの場合には伸び伸びと過ごすといった意味も存在しているので、必ずしも休むわけではないと言えるでしょう。

一般的には寛ぐの方が有名な言い方なので、こちらが使われやすいです。

憩うという表現については、日常生活ではあまり聞かれないと言えるでしょう。

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