盛行は「特定の物事などが世の中で盛んに行われている状況であること」。
いわゆる流行に近い言葉ですけど、このような状況は普通に観察されるため、よく使われやすい表現になるはずです。
ブームは「にわかに流行っていること、景気づいていること」。
こっちも結局は世間で流行っている状況を示しているので、盛行と同じ意味になります。
「盛行」の意味
盛行とは、特定の物事などが世の中で盛んに行われている状況であることです。
特定の物事が流行っていると言える状況であり、多くの人たちが盛り上がっている、話題にしているようなシーンで使っていきます。
盛行については世の中で珍しい光景ではありませんが、盛行という言葉自体はやや珍しいと言えるので、そこは理解しておいた方がいいと思われるのです。
「ブーム」の意味
ブームとは、にわかに流行っていること、景気づいていることです。
世の中で流行っている、話題になっているものに対して使っていく言葉になるので、盛行と意味はほぼ同じでしょう。
しかし、ブームの方が言葉としては有名であるため、こっちを使用するケースの方が圧倒的に多いはずです。
知名度の部分で差を感じやすい表現になります。
「盛行」と「ブーム」の用法や用例
「世の中ではいろいろな盛行が次から次へと生まれている。
いろいろなものが流行るが、いずれは廃れて、別のものに取って代わられるというのが常になんだろうな。」
「ブームというのは火付け役の人がいる。
たいていは有名人であるが、口コミによってブームが生まれるという状況もあるんだよな。
一般人が火付け役になるわけだ。」
盛行とブームは意味は特に変わらない
盛行とブームに関しては意味はだいたい同じです。
要するに世の中で何が盛んとなっているのか、流行っているのかを表した言葉と言えます。
基本的には同様の場面で使っていくことができる言葉になるでしょう。
でも、多くの人たちはブームは知っていても、盛行は知らない可能性があります。
したがって、知名度に差はある状況なのです。