切片は「何らかのものの切れ端のこと」。
切片は数学でも使われる用語ですが、日常生活においては切れ端という意味で使用されます。
切れ端を見かける機会は数多くあると言えます。
破片は「壊れた、破れたものの欠片のこと」。
そういったものに関して、切片と呼べる場面もありそうですが、破片に関してはより具体的な意味となっています。
「切片」の意味
切片とは、何らかのものの切れ端のことです。
何らかの切れ端であればいいので、切片に当たるものは世の中にいくらでも存在しているでしょう。
したがって、全く珍しいものではありません。
でも、切片という言葉についてはあまり使われないと言えます。
日常生活ではほとんど見聞きしないはずなので、どうしても馴染みを感じづらいはずです。
「破片」の意味
破片とは、壊れた、破れたものの欠片のことです。
何かが壊れた、破れた際にちょっとしたパーツが出てくることがありますが、それを破片と呼ぶことが多いです。
破片に関しては、それを発見しても捨ててしまうことも多々あるでしょう。
大したものではないという認識になりがちですから。
破片はその辺にいろいろと転がっているものになります。
「切片」と「破片」の用法や用例
「切片が机の下に落ちていたけど、なんだろうな。
何かしらの切れ端なんだろうけど、それが何なのかが分からない。
捨てても問題なさそうだから、気にするだけ時間の無駄かもしれないけど。」
「お皿を落として割ってしまった。
破片がそこらへんに飛び散ってしまったため、歩くのも危険な状態だ。
まずはこれを丁寧に拾わないといけないだろうね。」
切片と破片は微妙に意味が違う
切片と破片はかなり似たような意味となっていますが、多少違いがあります。
切片は何らかのものの切れ端であり、非常に多くのものが該当する可能性があるのです。
しかし、破片については壊れたものの欠片を指しているので、こちらの方がやや条件が厳しいと言えます。
そういう部分で両者は違いがあると言えるので、覚えておきましょう。