スリルは「身震いが起きなそうな感覚のこと、恐怖や緊張感のこと」。
基本的に漠然とした不安などを感じているときに使われます。
なんとなく怖いとか、そういうシーンで使うのです。
サスペンスは「不安や緊張感のこと、はらはらする状況のこと」。
フィクションの作品に対して使われる言葉ですが、スリルに近いと言えるでしょう。
「スリル」の意味
スリルとは、身震いが起きなそうな感覚のこと、恐怖や緊張感のことです。
とりあえず何らかの恐怖や緊張感を覚えるシチュエーションであれば、スリルという表現を使うことができます。
ただ、このスリルはそれ自体を魅力と捉える人もいます。
わざと恐怖心や緊張した気持ちを感じたいと思う人もいるわけです。
だから、いい意味でも使われる言葉です。
「サスペンス」の意味
サスペンスとは、不安や緊張感のこと、はらはらする状況のことです。
フィクション作品のジャンルとして非常に有名な言葉になるでしょう。
実際、サスペンス作品の場合には不安や緊張を感じながら、はらはらするようなストーリーを楽しむことになります。
そこに魅力を感じるわけで、状況としてはスリルとかなり似ていると評価できます。
「スリル」と「サスペンス」の用法や用例
「この映画はスリルが非常にある。
したがって、むちゃくちゃ面白い。
しかし、衝撃的なシーンがあるから、そういうのい弱い人にはあまりおすすめできないかもしれないね。」
「サスペンスにもいろいろな作品があるけど、これに関しては先の展開が非常に気になって面白いよ。
ハラハラドキドキできる場面が結構ある状況だからね。」
スリルとサスペンスは同じような意味の言葉
スリルとサスペンスは何らかの不安や緊張感などを覚えている状況です。
ただ、それは必ずしもマイナスと言える状況とは言えません。
こういったものをあえて感じたいと思う人もいます。
特定の映画やドラマなどにおいては、こういった要素を入れたものがあり、視聴者にとっては不安や緊張感に対して魅力を感じると言えるのでしょう。