出航は「船や軍艦が航海に出ること、航空機が出発すること」。

基本的には前者の意味で使われる言葉であり、後者の意味で使用するケースはかなり少ないと言えるはずです。

出船は「港などから出帆する船のこと」。

でぶねと読みますが、こちらは船が出ることではなく、出ていく船それ自体を指した言葉になります。

そこが大きな違いになると言えます。

「出船」の意味

出航とは、船や軍艦が航海に出ること、航空機が出発することです。

一般的には船が航海に出るようなシーンで使っていく言葉になりますけど、航空機に対しても使用できるので、そこは覚えておくといいでしょう。

でも、こういった言葉を使うのはそういう業界にかかわっている人間が大半ですから、大多数の人たちにとっては縁がないと言えるはずです。

「出船」の意味

出船とは、港などから出帆する船のことです。

これはしゅっせんと呼ぶこともありますけど、今回はでぶねになります。

あくまでも船が港などから出ていく状況で使うので、航空機に対しては使用できません。

そして、船それ自体を指す点も大きなポイントと評価できます。

でも、でぶねという言い方を使う機会は実際多くないと言えますが。

「出航」と「出船」の用法や用例

「船が港から出航する状況というのは、乗組員であれば日々経験しているものだろう。

ただ、一般人にとってはそう経験するものじゃない。

だからこそ、なんとなく気になっているんだよな。」

「港から出ていく出船を見ていると、海は広いなという点を実感するよ。

こういう出船を見ていると、徐々に小さくなって、最終的には見えなくなるから。」

船出と出船の違いは微妙

船出と出船に関しては意味は全く同じではありませんが、かなり似ています。

どちらも船が出ていくシーンで使っていくのです。

しかし、船出は船が港から出ていくという意味で、軍艦や航空機に対しても使えます。

出船は港から出ていく船それ自体を指しています。

だから、両者は一応の違いがあると言うことで、そこに関して知っておきましょう。

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