水稲は「水田で栽培する稲のこと」。
稲と言えば、水田に植えて育てるのが最も有名でしょうけど、そういった状況で使っていきます。
日常生活ではまず使いません。
水耕は「必要な無機物を溶かした水溶液を培地とし、植物を育てること」。
水耕栽培という言葉が特に有名となっており、基本的には野菜などを育てていくときに使われます。
「水稲」の意味
水稲とは、水田で栽培する稲のことです。
稲はたいていは水田で育てていくことになりますが、水稲というのはそういった状況を表す言葉になるでしょう。
でも、水稲の場合には水稲耕作という表現を使うことが非常に多いです。
水稲と表現する機会はそれだけ少ないと言えるはずです。
そこに関して、特に覚えておくといいと思われます。
「水耕」の意味
水耕とは、必要な無機物を溶かした水溶液を培地とし、植物を育てることです。
植物を育てるときに使う言葉ですが、それなりの条件が必要な言葉と評価できます。
また、水耕の場合には植物であればいいので、いろいろなものが該当するでしょう。
範囲と言えるものは非常に多く、水稲と比べるとより多くの場面で使える可能性があります。
「水稲」と「水耕」の用法や用例
「水稲耕作は人類にとって非常に重要な営みだ。
米は世界的に食べられているから、やはりこういった作業をする人がいないと、困る人たちが続出すると言えるのだろうね。」
「植物はいろいろな場所、方法で育っていくものだけど、水耕というケースも存在する。
多くの人たちには縁がない言葉だから、水耕と聞いても恐らくピンとこないと思うけど。」
水稲と水耕は意味が似ている
水稲と水耕はともに何らかのものを育てていくという意味で使いますが、たいていは人間が食べるものであることが多いでしょう。
でも、水稲は米、つまり稲を対象にしていきますが、水耕はいろいろな植物なので、そこは若干の違いになるでしょう。
つまり、本来であれば、水耕の方がより広い範囲で使用できる言葉と言えるはずなのです。