木枯らしは「秋の末から冬の初めにかけて吹くとされる、強く冷たい風のこと」。
それなりに強く、寒さを感じやすいという点が特徴になるでしょう。
空っ風は「冬の北西の乾燥した風のこと」。
基本的に山を超えながら吹きつける状況であり、山を越える際には温度が下がるので、木枯らし同様に寒さを感じやすくなると言えるでしょう。
「木枯らし」の意味
木枯らしとは、秋の末から冬の初めにかけて吹くとされる、強く冷たい風のことです。
日本では特定の季節において、実際に木枯らしに相当する風が吹きます。
特徴としては、それなりの寒さを感じやすい強い風であり、それを経験したことがあるという人も普通にいるでしょう。
木枯らしという表現はそれなりに有名と評価できるはずです。
「空っ風」の意味
空っ風とは、冬の北西の乾燥した風のことです。
季節を選ぶ点は木枯らしと同じですが、寒さを感じやすい点も同じであると言えるのです。
空っ風という表現を使用する機会はそんなに多くはないですけど、聞いたことがある人が多いでしょう。
でも、言葉は聞いたことがあっても、意味までは知らない人も多いと思われますから、きちんと意味まで理解しておきましょう。
「木枯らし」と「空っ風」の用法や用例
「秋から冬にかけては木枯らしが吹くけど、この風は非常に冷たい。
ある意味こういう風が吹いてくると、季節の移り変わりをとても感じやすいわけだが。」
「空っ風というのは非常に冷たい点が特徴と言える。
ただ、冬の時期に吹く風だから、乾燥している点についても大きな特徴だろう。
そういう部分が実際に感じられてくるんだよな。」
木枯らしと空っ風は同じような特徴を持っている
木枯らしと空っ風については、ともに冬の時期に吹く可能性のある風を指しており、非常に冷たいという特徴があります。
したがって、割と共通点を持った言葉であると言えるでしょう。
しかし、どちらかと言えば木枯らしの方がメジャーな言葉であり、空っ風に関しては聞いたことがない人もいるかもしれません。
そこに一応の違いがあるのです。