聞き漏らすは「聞いておかないといけないことに関して、聞く機会を逃してしまうこと」。
特定の話を聞く機会を逸するということで、その話の内容が分からない状況で使っていく言葉になります。
聞き落とすは「聞くべきことに関して、聞く機会を逃してしまうこと」。
聞かないといけない部分をうっかり聞き逃してしまうという意味になるのです。
「聞き漏らす」の意味
聞き漏らすとは、聞いておかないといけないことに関して、聞く機会を逃してしまうことです。
全体または一部を聞く機会を逃してしまい、聞いておかないといけない内容を聞くことができなかったケースで使っていく言葉になります。
聞き漏らすという言い方は割と使うもので、いろいろなシーンで聞いたことがある人が多いでしょう。
「聞き落とす」の意味
聞き落とすとは、聞くべきことに関して、聞く機会を逃してしまうことです。
したがって、意味自体は聞き洩らすと大差ありません。
しくじったという意味で使っていくことになります。
でも、聞き漏らすと比べると、聞き落とすという言い方はあまり有名ではないでしょう。
したがって、こちらは知らない人も割といると思われる状況です。
「聞き漏らす」と「聞き落とす」の用法や用例
「今回の話は非常に重要だ。
だから、絶対に聞き漏らすことがないようにしろよ。
後で聞いても教えてやらないから。
各自録音でもなんでもしておくべきだろう。」
「試験前に先生に質問できるチャンスは昨日が最後だったな。
そういう意味では、完全に聞き落とす結果となってしまった。
あとは自分でなんとかするしかないと言えるか。」
聞き漏らすと聞き落とすは同じような意味
聞き漏らすと聞き落とすに関しては、意味は結構似ています。
どちらも何かを聞くときにミスをしているという状況でしょうから。
したがって、意味はほぼ同じであり、なかなか区別しづらい状況となっています。
でも、使用頻度で言えば、聞き漏らすの方が基本的には高いでしょう。
知名度に関して、それぞれは違いがあると評価できますから。