口出しは「他人が会話をしている中に割り込んでいくこと」。
他人同士の会話に第三者である自分が入り込むケースで使います。
どうしても言いたいことがあるようなシーンで使うのです。
手出しは「物事にかかわること」。
物理的に手を出すといった意味ではなく、何かしらの物事にかかわろうとするケースで使います。
たいていは否定の形で使用します。
「口出し」の意味
口出しとは、他人が会話をしている中に割り込んでいくことです。
自分は本来その会話に一切関係ない状況なのに、あえてその会話の中に入り、自分の意見などを言っていく状況で使われます。
実際に口出しをすると、会話をしていた当事者からは嫌悪感を持たれる可能性があります。
したがって、あまり好ましい行為とは言えない場合もあるでしょう。
「手出し」の意味
手出しとは、物事にかかわることです。
手を物理的に出すという意味ではなく、他人に関係している物事に自分が首を突っ込むような場面で使っていきます。
しかし、手出しに関しては、手出しをするなといった形で、否定の形で使うことが非常に多いので、そこは知っておくべきでしょう。
肯定の形で使うケースはほとんどないと思われます。
「口出し」と「手出し」の用法や用例
「俺たちが真剣に話している中で、なんで口出ししてくるんだ。
本人としては自分の意見を言った方がいいと思ったんだろうが、当事者からしてみれば邪魔でしかないんだよ。」
「これは俺にとっての仇敵とも言える相手だ。
だから、手出しは一切するな。
俺だけで倒して見せる。
お前らに手伝ってもらったうえで倒しても満足感は生まれない。」
口出しと手出しは嫌がられる行為になりがち
口出しと手出しはそれぞれの意味は異なっている面があるものの、他人に嫌悪感を抱かせる行為になりがちという点は共通しています。
つまり、実際に自分が口出しと手出しに当たる行為をすると、おせっかいとか、そういう印象を持たれるかもしれないのです。
だから、実際にこういう行為をする際には気を付けないといけない部分があるということです。