愛惜は「大切にしていたものに関して、手放したり損ねたりするのを惜しむこと」。
大切にしていたものゆえに他人にあげたくないと感じますし、壊したときのショックは大きくなるのです。
物惜しみは「特定のものをあげたくない、捨てたくないと感じる気持ちのこと」。
自分のもとから離したくないといった気持ちを感じているシーンで使っていく言葉になるのです。
「愛惜」の意味
愛惜とは、大切にしていたものに関して、手放したり損ねたりするのを惜しむことです。
自分が長い間使ってきた、大切にしてきたものだからこそ、手放したり、損ねたりするのが惜しくなると言えるはずです。
そういった状況は多くが経験している可能性があります。
だから、愛惜という表現にはなじみがないとしても、そういう感覚になっている人は多いと思われます。
「物惜しみ」の意味
物惜しみとは、特定のものをあげたくない、捨てたくないと感じる気持ちのことです。
特定のものを手放すのが惜しいという意味になりますが、これは愛惜にかなり近い意味と言えると思われます。
でも、一般的には物惜しみという言い方をする方がメジャーであり、こちらの方がよく使われるのではないかと思われるのです。
実際に何かを手放したくないと感じることは割とあるのではないかと言えるのです。
「愛惜」と「物惜しみ」の用法や用例
「これは10年以上使ってきたものだから、自然と愛惜の感情が出てきたな。
したがって、もうほとんど使えないものではあるが、捨てづらい感覚になってしまうんだよ。」
「何か1つプレゼントをしないといけないのだが、家にあるものの中では厳しいな。
どうしても物惜しみを感じてしまう。
これは新しく買ってくる必要がありそうだ。」
愛惜と物惜しみは同じような意味
愛惜と物惜しみはそこまで意味は変わらない状況です。
ともに特定のものを手放したくない、あげたくないといった意味になります。
特定のものに対して愛着がわいてしまっているケースで使っていくのです。
意味は特に変わりませんが、どちらかと言うと物惜しみの方が有名な言い方になるかもしれません。
そこは知っておくといいです。