多事多難は「事件が多く起きること、困難なことが多いこと」。

こういった意味で使っていきますけど、見たまんまの意味なので、割と理解はしやすいのではないかと思われます。

多事多端は「次々と処理すべきことが多くて非常に忙しいこと」。

困難なことが多いという意味では、多事多難と同じような表現と言えます。

しかし、こちらはより日常的な困難が起きたときに使っていくのです。

「多事多難」の意味

多事多難とは、事件が多く起きること、困難なことが多いことです。

何らかの問題が多数発生するといった意味の言葉になります。

自分の周りにおいて、そういった状況が確認されたときにこのような表現を使用することになります。

したがって、滅多に使う言葉ではありませんけど、全く使う機会がないとも言えないのです。

それに他人が使う可能性もありますから、きちんと意味は理解しておきましょう。

「多事多端」の意味

多事多端とは、次々と処理すべきことが多くて非常に忙しいことです。

やらないといけないことが多くて、そこに関して大変さを実感しているようなシーンで使っていきます。

多事多難と比べると大変さの程度が違っており、こちらは日常的な光景と言える可能性もあります。

したがって、多事多難と比べてもより幅広いシーンにおいて使用できると言える余地があるわけです。

「多事多難」と「多事多端」の用法や用例

「最近は災難続きの連続で、まさに多事多難と言える状況だ。

早く問題がすべて解決してほしいものだよ。

そうしないとさすがに俺の体力が持たないと言える。」

「今日は本当に多事多端だな。

ちょっとした問題が次から次へと出てくる。

それに対応しないといけない俺も大変だが、問題を起こす奴に関してもよくそんなに起こせるものだな。」

多事多難と多事多端はかなり似た意味と言える

多事多難と多事多端に関してはともに問題などが多く発生するという意味の言葉になります。

したがって、両者は同じような意味の言葉と言えるのです。

ただ、多事多難は解決が難しい問題を指すことが多いのに対して、多事多端は日常的な些細なトラブルなどを指すことが多いです。

だから、両者についてはそういった部分で違いがある状況です。

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