わんさかは「何かがたくさん存在している、集まっている状況のこと」。
人だけではなく、ものに対しても使うことができます。
何かが明らかにたくさん存在しているように見えるシーンがあれば、その都度使用できる言葉です。
ぎょうさんは「数量が非常に多い状況のこと」。
したがって、意味はわんさかと同じようなものになります。
ただ、これは近畿地方や岐阜県、愛知県でよく使われる言葉であるため、それ以外の人にとっては馴染みがないかもしれません。
「わんさか」の意味
わんさかとは、何かがたくさん存在している、集まっている状況のことです。
何らかのものが多く一部の場所に存在している光景があったときに使われる言葉になります。
だから、実際にわんさかと表現できる機会はかなり多いと思われるのです。
人やものを対象にできる言葉ですから、細かい条件がない点も知っておくといいと思われます。
「ぎょうさん」の意味
ぎょうさんとは、数量が非常に多い状況のことです。
意味はわんさかとそこまで変わらないので、同じようなシーンで使っていくことが想定される言葉でしょう。
しかし、この言葉は一部地域で特に使われているものですから、それ以外の地域の人たちにとっては、使う機会があまりないと言える可能性があります。
ここはポイントと評価できます。
「わんさか」と「ぎょうさん」の用法や用例
「この店、今日は異常にお客さんがわんさか来ていると思ったら、バーゲンの日だったんだな。
その事実を全く知らないで来てしまったから、何事かと思ったよ。」
「このお店はいつ行っても行列ができている。
今日も人がぎょうさん並んでいて、これじゃ一体いつになったらお店に入ることができるのか、分からない状況と言えるだろう。」
わんさかとぎょうさんは意味は特に変わらない
わんさかとぎょうさんはどちらも何らかの人やものが多い状況を指している言葉であり、それぞれの意味は特に変わらないと評価できます。
そのため、意味において両者を区別するのは困難なのです。
でも、わんさかは多くの人たちが使っている言葉ですけど、ぎょうさんは特定の地域に住んでいる人がよく使うとされているので、そこで違いを認識できます。