しらみつぶしは「物事を1つ残らず片っ端から少しずつ処理していくこと」。
一気に特定の部分だけにアプローチするのではなく、少しずつ全体を通じて処理していくようなケースで使います。
つまり、時間と手間がかなりかかるのです。
ローラー作戦は「ローラーをかけるように片っ端から処理をしていくこと」。
片っ端から処理をしていくので、しらみつぶしとかなり似た意味の言葉と言えます。
「しらみつぶし」の意味
しらみつぶしとは、物事を1つ残らず片っ端から少しずつ処理していくことです。
どこか特定の部分だけを処理していくのではなく、全体を処理していく方法を指している言葉です。
全体を処理すれば、当初から処理すべきとされていた部分を確実に含むことができるので、確実性があると言える手段になります。
割とよく使われる表現です。
「ローラー作戦」の意味
ローラー作戦とは、ローラーをかけるように片っ端から処理をしていくことです。
したがって、意味としてはしらみつぶしと大して変わりません。
時間と手間をかけて全体的に処理をしていくという方法になります。
ローラー作戦という表現はしらみつぶしほど頻繁には使われない表現ですが、全く聞かないということもないと言えます。
「しらみつぶし」と「ローラー作戦」の用法や用例
「この近辺に容疑者が潜んでいるのは間違いない。
これはもうしらみつぶしに当たっていくしかないだろう。
家を一軒一軒回っていく方法をとることにしよう。」
「ローラー作戦は時間と労力がむちゃくちゃかかるが、確実に対象を処理していくことができる方法である。
デメリットも大きいけど、メリットもきちんとあるということだ。」
しらみつぶしとローラー作戦は意味はほぼ変わらない
しらみつぶしとローラー作戦は同じような意味の言葉と評価できます。
これらはともに時間や手間をかけながら、全体的に処理をしていく方法と言えます。
特定の何かを見つけ出したいときに、全体を対象にすることで、確実に特定のものを含ませることができるのです。
でも、どちらかと言えばしらみつぶしの方が有名な表現と言えます。