用達は「役所や会社に納品をすること」。
「御用達」と言い換えると分かりやすい。
調達は「必要なものを揃えること」。
「品揃え」と言い換えると分かりやすい。
「用達」は「ようたつ」「ようたし」などと読み、「ようたつ」は納品すること、「ようたし」も納品することと用を足す意味があります。
「調達」は品揃えのことで必要品を集めることです。
「用達」は用足しのこと
「用達」は「ようたつ」と「ようたし」の読み方があり、「用達」は用を片付けること、トイレに行くこと、役所や会社に品物を納めることなどの意味があります。
「宮内庁御用達のお菓子」、昔なら「将軍家御用達」「尾張藩御用達」などと使っていました。
自分の店の商品が有名会社や格式のある宮内庁などと取引があり、商品を買い上げてくれるという誇りの様なものを「~御用達」と言ったのです。
「調達」は品揃えのこと
「調達」は必需品を用意することです。
製造会社では製品にするために必要な資材や原材料を仕入れなければなりません。
必要な時期に必要なものを必要なだけ仕入れる訳ですが、このことを原材料などの「調達」と呼んでいます。
「調達品」によって工場は稼働が出来るのです。
「原料の一部が品不足なので2~3日のうちに調達をしといてもらいたい」と使います。
「用達」と「調達」は「達」が付く言葉
「達」は「なす、届ける、物事に通じる、複数のこと」などの意味があります。
「用達」は「用をなす」ことですから、「用を足す、品物を届ける、出入りができる」などの意味になります。
「調達」は「ととのえ、なす」ですから、必要品を買うこと集めることなどの意味になります。
「ちょっと用達に行ってくる」「必要なものが調達できそうもない」などと使います。
「用達」と「調達」とは
「用達」は「用事を行なうこと、用を足すこと、品物を納めること」などの意味になります。
「調達」は「原材料や必需品を仕入れること」を意味します。
「達」には「なす、届ける」など多くの意味があります。
「宮内庁御用達」などとも使います。
この場合は「ごようたし」と言います。
「ようたし」は「用足し」のことになります。