生命線は「生き抜くために必要、また絶対に守らなければならない大切な部分のこと」。
生死がかかる可能性がある場面において、自分の運命を左右しかねない重要な要素に対して使います。
命綱は「万一の場合に備えて、生命の安全のために身につけておく綱のこと」。
本来はそういった綱を指して使いますが、生命線のように物体ではない、何らかの要素に対して使うこともあります。
「生命線」の意味
生命線とは、生命線とは、生き抜くために必要、また絶対に守らなければならない大切な部分のことです。
手相において使われる用語でもありますが、こちらの意味もかなり有名と言えます。
基本的には自分の人生がかかるような大切な場面において、運命を左右する要素に対して使っていきます。
人に対しても、ものに対しても使用できます。
「命綱」の意味
命綱とは、万一の場合に備えて、生命の安全のために身につけておく綱のことです。
本来はこういった意味で使う言葉であり、綱を指しているのですが、生命線と同様に自分の人生を左右しかねない存在に対して使っていくことがあります。
だから、生命線と同じような使い方ができるのです。
命綱も複数の意味があるという状況です。
「生命線」と「命綱」の用法や用例
「このチームの生命線であるこの選手が怪我をしたらマズイ。
したがって、なんとかできるだけ多くの試合に出てくれることが必要だ。
できれば他の選手にもっと頑張ってもらいたいが。」
「バンジージャンプって命綱がついているけど、やっぱり怖いものだよな。
いくら大丈夫と言われても、これを一切の不安なく行える人はそうはいないだろう。」
生命線と命綱は異なる意味も持っている
生命線と命綱はともに自分の運営を決しかねない存在という意味で使える言葉であり、同じような意味を持っている状況です。
ただ、生命線は手相において使用することがあますし、命綱はいざというときのために自分を支える綱という意味で使うこともあるので、それぞれは違った意味も持っています。
そこまで理解しておきましょう。