意味ありげは「裏に何かが隠れていそうな表情や態度のこと」。
パッと見の表情や態度をそのまま信用してはいけない、裏があるに違いないと感じられるシーンで使っていく言葉です。
意味深は「表面上からは真意を確認できないような表情や態度のこと」。
意味としては意味ありげと大して変わりません。
ただ、意味深という言い方の方が意味ありげよりはメジャーであると言えるでしょう。
「意味ありげ」の意味
意味ありげとは、裏に何かが隠れていそうな表情や態度のことです。
見た目の表情や態度をそのまま評価してはいけない、裏に何かありそうと思えるようなケースで使っていきます。
意味ありげというのは、あくまでもその表情や態度を見た人が使うので、実際に意味ありげとは言えないケースにおいても、意味ありげを使ってしまう場合もありえます。
「意味深」の意味
意味深とは、表面上からは真意を確認できないような表情や態度のことです。
つまり、見た目においては普通に見えるものの、実は心の中では別のことを考えているのではないかと思われる人に対して使っていく言葉です。
意味としては、意味ありげと大して変わらない状況と評価できるため、区別をしていくことは非常に困難と言えるはずです。
「意味ありげ」と「意味深」の用法や用例
「あの人は意味ありげな表情でこっちを見つめている。
いたって普通の表情に見えるものの、どこか違和感を覚えるんだよな。
裏で何を考えているのか、非常に気になる。」
「あの人は随分優しい態度を最近とっているけど、すごい変な感じがする。
今まではそういう人ではなかったから、何か意味深な部分を感じるし、真意が気になってくるよ。」
意味ありげと意味深は意味は変わらない
意味ありげと意味深はともに裏がありそうな、そんな気がしてくる表情や態度に対して使っていきます。
でも、これはそう見えた本人が使う言葉なので、実際相手には裏が何もないと言えるケースも十分に考えられますが。
これらは基本的に意味はほぼ変わりませんけど、どちらかと言えば意味深の方が有名な表現であると言えるでしょう。