旗揚げは「戦を起こすこと、新しく何かを始めようとすること」。
基本的には後者の意味で使っていく言葉です。
特に何か新しい事業を興すようなときに使用される表現と評価できるはずです。
発起は「何かの企てを始めようとすること」。
思いついたことを実際に行動に移すときに使われるため、いろいろな場面で使用可能と言えます。
事業を興すときにも使うことができるはずです。
「旗揚げ」の意味
旗揚げとは、戦を起こすこと、新しく何かを始めようとすることです。
どちらかと言えば、後者の意味の方が有名であり、こちらの意味で使用されるシーンが非常に多いでしょう。
特に何らかの団体を組織したり、事業を始めたりするシーンで使われることが多いと思われます。
割と有名な表現なので、知っている人は多くいるのではないかと思われます。
「発起」の意味
発起とは、何かの企てを始めようとすることです。
新しく何かを始めようとするという意味を持つ旗揚げとはこの点において同じような意味と評価できるでしょう。
しかし、発起には戦を始めるという意味はありません。
また、発起の場合には何らかの企てであれば場面を問わないという特徴があり、旗揚げよりも多くの場面で使用できる言葉となります。
「旗揚げ」と「発起」の用法や用例
「今日がうちの会社の旗揚げの日だ。
ついに新しい会社を興して、仕事をしていく瞬間を迎えたわけだが、今日は私たちにとって非常に特別な日であると言えるだろう。」
「このイベントの発起人は俺だから、俺が中心となって内容については検討していきたいと思う。
いろいろな案があると思うけど、最終的な決定権は俺であることを忘れないように。」
旗揚げと発起は微妙な違いがある
旗揚げと発起に関しては、ともに何かを始めるという意味を持っている言葉です。
したがって、意味は似ている状況にあります。
でも、旗揚げは戦を始める際に使うことがありますし、発起は旗揚げよりも幅広く使用シーンが考えられるので、そういった部分で両者は微妙に違いがあると言えるため、ここは覚えておくといいでしょう。
