「賞金首」と「指名手配」の違い・意味と使い方・由来や例文

賞金首は「捕縛または殺すことで当局に身柄を引き渡すことで、賞金が支払われることが約束されている人物のこと」。

映画などで登場する概念であり、凶悪などが該当するケースが多いです。

ただ、日本に住んでいると馴染みを感じづらいかもしれません。

指名手配は「警察が逮捕令状の出ている容疑者を逮捕するために使う手段のこと」。

特定の容疑者の情報を広く周知させて、国民からの情報提供などを呼びかける意図があります。

「賞金首」の意味

賞金首とは、捕縛または殺すことで当局に身柄を引き渡すことで、賞金が支払われることが約束されている人物のことです。

実際に捕まえるための情報を含んだ意味の言葉になりますが、賞金首という言葉は日本ではあまり馴染みがないでしょう。

フィクションの世界ではたまに聞かれることはありますけど、現実ではほとんど見聞きしない言葉になると言えます。

指名手配とは、警察が逮捕令状の出ている容疑者を逮捕するために使う手段のことです。

特定の容疑者を逮捕するために使われる手段を指していますが、具体的には容疑者の名前や顔の情報を広く周知させるなどの手段がとられることが多いです。

そういった情報が載ったポスターなどを見たことがある人は世の中にかなり多いでしょう。

「賞金首を捕まえると、大金が手に入る可能性もあるんだよな。

本当にそういう状況があったならば、俺は真っ先にそいつを探して捕まえてやると意気込むだろうね。」

「指名手配されている人たちって結構いるものだね。

たまにそういった人たちが載ったポスターなどを見ることがあるけど、こういう人たちがいるんだなと思えてくるよ。」

賞金首と指名手配に関しては、状況としてはかなり似ています。

特定の人物を捕まえるために、呼びかける、周知する情報そのものを指していますから。

ただ、賞金首は捕まえるのに貢献した人に賞金が出たりしますし、現実ではあまり馴染みがないなどの点で指名手配とは異なっている状況です。

つまり、両者にはちゃんと違いがあるということです。