みたかは「味方、見方、三方などのこと」。
「味方」と言い換えると分かりやすい。
みたかは「三鷹のこと」。
「三鷹」と言い換えると分かりやすい。
「みかた」と「みたか」は言い間違えが起きやすい言葉です。
「三鷹」は地名としてのみ使われますが、「みかた」はいろいろあり、特に「三方ヶ原」と言う地名はつい「みたかがはら」と発音してしまいます。
「みかた」は味方など
「みかた」はものの見方、敵味方の味方、視察で言う視方、他にもいくつかありますが、発音する時に間違えて「みたか」と言うことがしばしばあります。
「みたか」は東京都の「三鷹市」でしか使いませんから間違えることはありません。
恐らく「か」も「た」もア行の言葉であることが混同の原因なのかも知れません。
「かた」と「たか」の違いは言い間違えを起こし易いと言えます。
「みたか」は三鷹
「みたか」は東京の郊外にある「三鷹市」のことです。
徳川将軍のお鷹場が有った場所という歴史があり、江戸初期の明暦の大火で、江戸神田の連雀町の住民が移り住んだことも知られたことです。
現在も連雀は三鷹市の中心地になっています。
近代に入り、周辺の村が統合されて三鷹となったものです。
三鷹市に住んでいる住民は「みかた」とは混同することは全くありません。
「みかた」と「みかた」を間違える例
静岡県にある「三方ヶ原」は戦国時代に織田・徳川軍と武田軍の古戦場として有名な場所です。
家康はこの戦に初めて敗退したことも有名な史実です。
「みかたがはら」が正しく、「みたかがはら」ではありません。
歴史に良く登場する地名でも、間違えて発音してしまうことが多くありそうな名前です。
「見方」「味方」などでは間違いは少ないようです。
「みかた」と「みたか」とは
「みかた」は「味方・三方が原・視方」などと使います。
一方「みたか」は「三鷹市」でしか使いません。
「物の見方は様々だ」「古戦場の三方ヶ原」「敵と思っていたところ実は味方であったとは以外だ」「歴史の視方は正確にしなければならない」「東京郊外の三鷹市は人気スポットの吉祥寺が近くにあるベッドタウンだ」などと使います。