張り切るは「いつもとは違う覚悟で、やる気満々の精神状態になっている状況のこと」。
他の場面と比べて、非常にやる気に満ちており、全力を出していこうとする姿が見える状況を指して使います。
意気込むは「何らかの物事を行うときに、特に勇み立って頑張ろうとすること」。
特別な思いを持って物事に当たろうとするときの気持ちを表した言葉と言えます。
張り切るにかなり近い意味を持っていると評価できるはずです。
「張り切る」の意味
張り切るとは、いつもとは違う覚悟で、やる気満々の精神状態になっている状況のことです。
何かに取り組むようなシーンにおいて、やる気に満ちている状況で使っていく言葉と言えるでしょう。
しかし、通常ではありえないような覚悟を持っているような場面で使用するため、そこは張り切るという言葉の特徴になってくるはずです。
「意気込む」の意味
意気込むとは、何らかの物事を行うときに、特に勇み立って頑張ろうとすることです。
勇み立っているという部分がありますが、結局は何らかの物事行うときに、特別な気持ちになっている、奮起するような感覚があるということなので、張り切ると同じような意味と評価できます。
意気込むは張り切ると知名度も大して変わらないと言えるでしょう。
「張り切る」と「意気込む」の用法や用例
「今日は部活の引退試合だから、絶対に後悔のないようなプレーをしていきたい。
張り切りすぎて怪我でもするんじゃないかと思える状況だけど、今日に関しては怪我してもいいと思っている。」
「今日は社内のカラオケ大会だ。
絶対に優勝してやると意気込んで臨みたいと思う。
なんといっても商品が豪華だからな。
これは絶対に手にして帰りたいと思うよ。」
張り切ると意気込むは同じような状況を表している
張り切ると意気込むは普段の日常では感じることがないほどにやる気が高まっている状況を示す言葉になっています。
したがって、両者は意味はほとんど変わらない状況と言えるのです。
知名度もあまり差がありませんから、どちらもそれなりに使っていくことが予想されますし、こういった言葉は区別するのが難しいと評価できるでしょう。