つかずはなれずは「二つの物事がくっついているわけではないが、離れているわけでもない、中間の状態にあること」。
要するに中途半端な状況であるシーンで使用する言葉と言えます。
たまに見聞きする可能性がある言葉です。
不即不離は「つきも離れもしない関係を保つこと」。
なんとも微妙な関係性を長く続けているような状況で使う言葉です。
この場合、具体的な関係性を説明するのがちょっと難しいです。
「つかずはなれず」の意味
つかずはなれずとは、二つの物事がくっついているわけではないが、離れているわけでもない、中間の状態にあることです。
お互いが関係しているような状態でありながら、密接な関係性ではないという、非常に微妙な表現になってしまう言葉でしょう。
たまに見聞きする可能性があるので、意味は知っておいた方がいいと言えるはずです。
「不即不離」の意味
不即不離とは、つきも離れもしない関係を保つことです。
つかずはなれずと同じような意味と解釈できますが、こちらは人間に対して使うことが多いです。
つまり、人間同士の関係性について言及する際に使われやすい言葉と言えます。
でも、不即不離という言葉自体があまり有名ではないので、滅多に聞かない表現であると評価できます。
「つかずはなれず」と「不即不離」の用法や用例
「2匹の猫を飼ってみたが、お互いにつかずはなれずという微妙な間柄になっている気がする。
双方とも全くかかわらないわけではないが、積極的に中を深めようとする姿勢も見えないんだよな。」
「恋人同士というのは不即不離な状況が最も理想的ではないだろうか。
たまに会いたくなったり、たまには1人になりたいと思える微妙な関係の方が長続きする気がする。」
つかずはなれずと不即不離は知名度の違いが大きい
つかずはなれずと不即不離に関しては、意味は割と似ています。
だから、その点において区別をすることは厳しいと思われます。
しかし、両者は知名度に大きな差がある状況です。
つかずはなれずはそこそこ有名ですけど、不即不離は多くが知らないと言えそうです。
したがって、不即不離を日常的に見聞きすることはなかなかないでしょう。