鍵は「封印されている仕組みを解除するためのもののこと」。

「キー」と言い換えると分かりやすい。

錠は「封印されている仕組みのこと」。

「封印」と言い換えると分かりやすい。

戸締りなどに使われるものは鍵と錠です。

鍵と錠はセットになっていて、錠を鍵で解除する仕込みになります。

鍵は持ち運びが出来るものですが、錠は封印している仕組みのことですから、本体に組み込まれています。

「鍵」はオス型のこと

「鍵」はいわゆるオス型のもので通常金属製の小型のものになります。

鍵に刻まれた凹凸により錠のシリンダーが解除されるのです。

「鍵」は様々な種類が開発されていて、開錠は難しくなっています。

「鍵」には一般的なピンシリンダーやディスクタンブラー、ディンプルクリンダー、レバータンブラーなどの形があり、暗証番号を入れるもの、カード式のもの、生体認証のもの、光彩認証のものもあります。

また、一本の「鍵」でいろいろな錠を開錠出来るものを「マスターキー」と呼んでいます。

「錠」は雌型のこと

「錠」はいわゆる雌型で錠前とも言い、鍵で開錠する仕組み・装置のことです。

鍵に様々な種類があるように「錠」にも同じだけの種類があります。

マンション玄関扉の「錠」は個別の居住者の異なる「鍵」が使える「共通錠」「逆マスター」などと呼ばれます。

通常では一つの錠に一つの鍵と言うことになります。

また、金庫は内部に円盤が数枚仕組まれていて、円盤を鍵で回すことで円盤に刻まれた溝が一致し開錠出来るものです。

「鍵」と「錠」は溝が一致する。

通常の鍵で開けられるシリンダー錠は鍵の溝とシリンダーの溝が一致するように出来ています。

「鍵」を鍵穴に挿入し回すことで、一致させるのです。

生体認証やカード式、番号式はもっと複雑になります。

封印する仕組みを「錠」と言えば、それを解除するものを「鍵」と呼ぶのです。

世の中には「鍵」と「錠」が溢れています。

ネット上の暗唱番号やパスワードなども「鍵」と言えるのです。

「鍵」と「錠」とは

「鍵」と「錠」は必ずセットになるものです。

「鍵」が無ければ「錠」は開けられませんし、「錠」が無ければ「鍵」は唯の金属片に過ぎません。

「鍵」と「錠」は様々な種類が開発されています。

シリンダー錠や番号式、生体人称式、カード式などがあります。

いわゆる「オス・メス」の関係ですから、世の中には同じような仕組みが数多く存在します。

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