てんやわんやは「各自が自由にふるまった結果、非常に大きな騒ぎになってしまうこと」。
つまり、事態が混乱しており、何がどうなっているのかさっぱりわからないような光景に対して使っていきます。
ドタバタは「荒々しい音を立てて、多くの人たちが騒いでいる状況のこと」。
騒ぎが起きているという意味では、てんやわんやと同じような意味と言えます。
「てんやわんや」の意味
てんやわんやとは、各自が自由にふるまった結果、非常に大きな騒ぎになってしまうことです。
各自が自由に振舞ったことで、結果的に大きな騒ぎになってしまう状況なので、収拾がつかないと言えるケースで使う言葉と言えるでしょう。
何がどうなっているのか分からない、事態が掴めないといった雰囲気で使用していくことが多いのです。
「ドタバタ」の意味
ドタバタとは、荒々しい音を立てて、多くの人たちが騒いでいる状況のことです。
結局、こちらも騒ぎになっているという状況なので、てんやわんやと同じ意味の言葉と解釈できるでしょう。
ドタバタに関しては、物音がするような部分を表した言葉でもあるので、騒ぎが起きている雰囲気をそのまま表している言葉であると評価可能です。
「てんやわんや」と「ドタバタ」の用法や用例
「てんやわんやの事態になってしまい、みんなが落ち着きを取り戻すまでにはかなり長い時間がかかってしまった。
まさかこんな状況になるとは誰も思わなかっただろう。」
「今日は朝から忙しくて、非常にドタバタしてしまった。
周りの人たちからすれば非常にうるさく感じられたのではないだろうか。
本当に申し訳ないと思っている。」
てんやわんやとドタバタは光景としては似ている
てんやわんやとドタバタはどちらもうるさい、騒がしい光景という意味であり、状況としては割と近いと評価できるはずです。
したがって、両者は同じような場面で使用することが想定されるのです。
ただ、どちらかと言えばドタバタは日常的な光景で、てんやわんやはやや珍しい光景という言い方ができるので、そこは覚えておくといいです。