終幕は「演劇などにおける最後の一幕のこと」。
演劇などにおいてのラストシーンとも言える部分を指しています。
ただ、演劇以外の場面でも使用されることがあるので、そこは知っておいた方がいいでしょう。
終局は「囲碁や将棋などにおける終わりの局面のこと」。
囲碁や将棋において使われる用語ではありますけど、それ以外の場面で使用されることもあるので、そこは終幕と同じと言えます。
「終幕」の意味
終幕とは、演劇などにおける最後の一幕のことです。
演劇などにおける終盤の方のみを指しており、ラストシーンとも言うべき特定の場面で使う言葉です。
したがって、日常生活でそんなにたくさん使用するわけではありませんが、演劇以外の場面でも使われることもあるため、全く聞かないわけではありません。
そういった点についても頭に入れておくと良いです。
「終局」の意味
終局とは、囲碁や将棋などにおける終わりの局面のことです。
囲碁や将棋などに関して主に使っていく言葉なので、それ以外ではあまり使いません。
しかし、この終局についても、終幕と同様にいろいろな場面で使うことがあるため、全く聞かないとは言えないでしょう。
言葉自体を知っている人は実際それなりに多い状況であると思われます。
「終幕」と「終局」の用法や用例
「今回の演劇はそろそろ終幕といったところか。
あとはクライマックスがどんな感じで締められるか、そういった部分にみどころがあると言えるだろう。」
「この戦争もついに終局を迎えそうじゃないか。
数年に及んだ戦いもいよいよ終わりが使づいてきている気がする。
再び以前のような日常に戻ることができる日がきたということか。」
終幕と終局は使用する場面が違う
終幕と終局については、ともに終盤やクライマックスを意味する言葉と言えます。
しかし、終幕は主に演劇で、終局は主に囲碁や将棋で使用する言葉です。
したがって、そこに違いがあるのです。
ただ、両者は演劇や囲碁、将棋以外の場面でも使うことがあるので、必ずしもそういった場面に限られないという点は覚えておいてほしいです。