足早は「歩き方が非常に速いこと」。
あくまでも歩いている状況であるにもかかわらず、走っているようなスピードであるような状況で使用する言葉です。
早足は「速いスピードで歩くこと」。
こちらも歩き方が速いという意味になるので、足早とそこまで意味は変わりません。
ただ、早足に関してはそれ単体で使うことができます。
足早は動詞と組み合わせて使用することが多いです。
「足早」の意味
足早とは、歩き方が非常に速いことです。
通常の人の歩き方のスピードと比べてもちょっと速いなと感じられるようなシーンで使っていきます。
ただ、足早に関しては、そのままで使用することはあまり多くありません。
動詞などを伴って使用することが大半であると言えるでしょう。
だから、使い方まで覚えておく必要があるのです。
「早足」の意味
早足とは、速いスピードで歩くことです。
意味としては足早と特に変わりません。
したがって、区別をすることは難しいです。
でも、実際に使用するときには動詞などを使う必要はなく、そのまま使用できるので、そこは足早との違いになるでしょう。
でも、意味は特に変わらないので、そこも同時に知っておく必要はあると言えますが。
「足早」と「早足」の用法や用例
「今回の窃盗犯は犯行を終えると足早に現場を立ち去ったみたいだ。
そのため、目撃者などはおらず、捜査は非常に難航している。
無事に解決することができるのかな。」
「俺は非常にせっかちであり、日常的に無意識に早足になってしまうんだよな。
他の人と比べても、明らかに歩くスピードが速いから。
意識してやっているわけじゃないんだけど。」
足早と早足は使い方が異なる
足早と早足に関しては、意味は全く同じと言って良い状況です。
したがって、その点から言えば区別はできません。
ただ、両者は使い方の部分で異なっており、足早は基本的に動詞を伴って使用することが多いですけど、早足はそのまま単体で使用できると言えます。
だから、使い方の部分で区別すべき言葉と評価できる状況なのです。