なぜは「物事などに対する疑問のこと。」
「疑問」と言い換えると分かりやすい。
どうしては「言動などに対する疑問のこと」。
「言動理由」と言い換えると分かりやすい。
「なぜ」は物事の由来や過程、原因や結果または人間の言動など分からないことがあると疑問の形で「なぜ」と問うのです。
「どうして」も疑問ですが、人の言動に対して良く使われる言葉ですが方法や手段の疑問にも使われます。
「なぜ」は不思議なこと
「なぜ」は「何故」と書き「そのようになった理由」「由来やいわれ」「原因や結果」「人の言動」などについて、分からない点を聞く時に使います。
「原因が分からないのはなぜなのですか」「なぜそのような結果になったのですか」「なぜこれは出来たのですか」「なぜなのですか」「なぜそのようなことをするのですか」などと使います。
「どうして」は過程のこと
「どうして」は「如何して」と書き、元々は「どのようにして行なったのか」「どのようにするのか」と言う過程の意味になります。
「どうして作れば良いのか教えて下さい」「どうしてそのようなことになるのか」「どうしても嫌だ」「どうしても言わなければならない」「どうしても許す訳にはいかない」「この子はどうして聞き分けが無いのかしら」などと使います。
「なぜ」も「どうして」も疑問
「なぜ」は基本的には理由について聞くこと、「どうして」は基本的にはやり方について聞くことになりますが、例外もあります。
「なぜそうなのか」「どうしてそうなのか」は同じように聞こえますが、疑問に思うことが少し違うようです。
「なぜ」は理由・原因・結果・過程などに疑問があることで「どうして」はそれらに加えて、やり方や方法などについての疑問なのです。
「どのようにすれば」「どのような方法で」と言う意味が加わります。
「なぜ」と「どうして」とは
「なぜ」は物事や人の言動に関して理由や過程、原因・結果などについての疑問を聞く時に使う言葉になります。
「なぜですか」と問うのです。
「どうして」も「なぜ」とほぼ同じなのですが、「作られた手段や方法」についても聞いています。
「どうして作れば良いか」などが元々の意味なのですが、「どうしても好きになれない」など強い否定の言葉でもあります。