わいわいは「大勢の人たちが賑やかに過ごしている状況のこと」。
大勢の人たちが賑やかな雰囲気を作っている、その光景に対してわいわいという表現を使います。
どちらかと言えばポジティブな意味合いの言葉です。
がやがやは「多くの人たちが騒がしく話している状況のこと」。
こちらは賑やかではなく、騒がしいという意味合いなので、わいわいと同じような光景に見えてややネガティブな意味をの言葉です。
「わいわい」の意味
わいわいとは、大勢の人たちが賑やかに過ごしている状況のことです。
たくさんの人たちがいて、それによって盛り上がっている状況において使われる言葉となっています。
基本的にはいい意味を表していると評価できるでしょう。
だから、わいわいしている状況はそれなりにうるさいと言えますが、好意的に受け止められる状況ということです。
「がやがや」の意味
がやがやとは、多くの人たちが騒がしく話している状況のことです。
騒がしいということなので、どちらかと言えば悪い意味を表していると言えるでしょう。
がやがやの状況はうるさいということで、それなりに望ましくない光景として映るはずです。
したがって、ネガティブな印象を生む言葉なので、そこを覚えておく必要があります。
「わいわい」と「がやがや」の用法や用例
「卒業式の後の謝恩会だが、思った以上にわいわいとした雰囲気を感じられて良かったのではないだろうか。
明るい雰囲気で終えられたのは望ましい状況だったと思う。」
「家の外ががやがやしていて騒がしいな。
これじゃなかなか寝られそうにないよ。
こんな遅い時間に外で騒ぐ人がいるなんて信じられないが、本当に早くどこかに行ってもらえないかな。」
わいわいとがやがやは単なる印象の違い
わいわいとがやがやは光景としては似ています。
それなりに騒がしい状況に対して使いますから。
しかし、わいわいは賑やかとも言い換えることが可能な場面で使用していくのに対して、がやがやはうるさいと感じる場面で使うことが多いため、両者は明らかに特定の光景に対する印象の部分で違いがあると言えます。
そこを覚えておくと良いです。