きっかりは「数量などに関して、非常に正確である状況のこと」。
細かい部分まで正確であるといった意味の言葉であり、人の性格などに対して使用することがあります。
きっちりは「きちんと合っている状況のこと」。
こちらも正確さを表す言葉ではありますけど、きっちりは性格に関して言及するような言葉ではありません。
単に性格であるという光景に対して使用することが多いのです。
「きっかり」の意味
きっかりとは、数量などに関して、非常に正確である状況のことです。
そういった部分について正確性が見られるという人に対して使っていくので、性格面に関して言及する際に使用する言葉と言えるでしょう。
きっかりしているという指摘を実際に人に対してすることがあるので、きっかりはそういった状況で使うことを覚えておきましょう。
「きっちり」の意味
きっちりとは、きちんと合っている状況のことです。
何かしら正確であると思えるような場面で使っていくので、きっかりに似ています。
しかし、きっちりは人の性格に対して使っていくわけではなく、単なる状況に対して使うことが多いので、そこは違いと言えるでしょう。
同じような場面で使うものの、場面は多少異なるということです。
「きっかり」と「きっちり」の用法や用例
「割り勘をするときには端数まできちんと計算して、できるだけ均等になるようにしたい。
私はそういうきっかりした人間なんだ。
細かいと言われることがあるけれども。」
「今回の断水は予定時間ときっちり同じだったね。
ほとんど誤差がないと言えるくらいに正確だった。
できればもっと早く終わってほしかったと思っているけどさ。」
きっかりときっちりは意味は大して変わらない
きっかりときっちりに関しては意味はほぼ同じと評価できるでしょう。
どちらも正確な状況に対して使っていく言葉ですから。
しかし、きっかりは人の性格について言及する際に使うことが多く、きっちりは漠然と状況に対して使っていくことが多いです。
だから、微妙に違いがあると言えるので、そういった点を認識していきましょう。