臆病は「特定の物事に過剰に反応し怖がること。」

「怖がり」と言い換えると分かりやすい。

神経質は「あらゆる物事に過剰に反応すること」。

「過剰反応」と言い換えると分かりやすい。

臆病はとにかく、ある特定のことに恐怖心を抱くことで、他人は何でもないことを過剰に怖がることです。

神経質はすべてのことについての過剰反応のことです。

「臆病」となるのは特定のもの

「臆病」は嫌いなもの、恐怖を感じるものに対し過剰に拒否する行為です。

いわゆる「ビクビクすること」になり、嫌いなものや恐怖心を持つものに遭遇する可能性があるだけでも、委縮してしまうことです。

例えば「昆虫類が大の苦手な人はゴキブリに対して過敏な程臆病になります」「閉所恐怖症を自認する人は、閉じ込められることに臆病になります」などと使います。

「神経質」はきれい好き

「神経質」な人の特徴は「きれい好き」「細かいことによく気が付く」「考えすぎる」「物の置く場所を決める」「整理整頓が上手」などがあります。

鈍感よりはましな性格ですが、行き過ぎると周囲が迷惑することがあります。

「そのように神経質に考えないでもよいのではないか」「神経質そうな人だ」「神経質は鈍感よりまし」などと使います。

「臆病」「神経質」は神経過剰なこと

「臆病」や「神経質」な人は、普通の感覚より神経が過敏なのかも知れません。

臆病な人は、大勢の人前にはまず出ませんし、男性では、女性に声を掛けることも出来ないのです。

虫嫌い、閉所恐怖症、高所恐怖症、先端恐怖症などの人は、そのようなことに臆病であり、神経質に考えてしまう傾向があります。

普通に考えれば何でもないことなのですが、過剰に反応する人はいるのです。

「臆病」と「神経質」とは

「臆病」はある特定の物事に過剰な拒否反応を示すことです。

「神経質」はあらゆることに神経過敏になり、必要以上に細かいことにこだわる傾向があります。

どちらも神経過剰なことで共通するものがあります。

臆病な人は人目を嫌い、「~恐怖症」と呼ばれるものを自認している人も臆病なのです。

また、そのことに必要以上の神経を使うのです。

神経質な人もこだわりに神経を使うのです。

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