じりじりは「少しずつではあるけれども、物事が徐々に進んでいっている状況のこと」。
そういった状況を表すときにじりじりという言葉を実際に使っていきます。
これは無意識のうちに使用している人は割と多くいるはずです。
じわじわは「ゆっくりと確実に物事が進んでいる状況のこと」。
意味としてはじりじりとほぼ同じような感じです。
ただ、じわじわは特定のものとの距離が縮まっているニュアンスを生みます。
「じりじり」の意味
じりじりとは、少しずつではあるけれども、物事が徐々に進んでいっている状況のことです。
物事がゆっくりと進捗していると言えるケースで使用していきます。
したがって、急激な変化は起きていないということです。
基本的にはかなり遅いスピードなので、緩やかなという表現がぴったりであり、多くの時間がかかりそうな雰囲気でしょう。
「じわじわ」の意味
じわじわとは、ゆっくりと確実に物事が進んでいる状況のことです。
したがって、じりじりとかなり近い意味の言葉になっています。
じわじわについては、そういった意味とは別に徐々に距離を縮めてくるという意味も存在しています。
自分たちの方に向かってくる、または特定の存在に近づいていく、そういった意味でも使えるのです。
「じりじり」と「じわじわ」の用法や用例
「今回のプロジェクトはとりあえずだが前進はしている。
じりじりといった感じで進捗はしている。
しかし、そのスピードが緩やかだから、これは完了するまでにかなり時間がかかりそうだ。」
「うちのチームは今のところ首位だが、2位のチームがどんどんゲームを縮めてきている。
じわじわと追ってきているのが不気味だな。
なんとか再び引き離さないといけない。」
じりじりとじわじわは同じ場面で使用できる言葉
じりじりとじわじわはともに物事がゆっくりと進んでいる状況を示しています。
したがって、同じような場面で使うことができると言えます。
でも、じわじわについては徐々に距離を縮めていくという意味でも使用することがあるので、じりじりとは全く異なる場面で使用することもできます。
そこは注意点として覚えておきましょう。