ともかくは「特定の物事がどうであろうとという意味のこと」。

ある物事に関して気にしないという姿勢が感じられる言葉です。

別の部分に注意を向けることなく、特定の物事だけ見ているケースで使います。

いずれにせよは「特定の物事がどうであろうとという意味のこと」。

特定の条件がどのような状況にあってもという意味なので、ともかくという言葉にかなり近い意味と言えるはずです。

「ともかく」の意味

ともかくとは、特定の物事がどうであろうとという意味のことです。

何らかの物事の状況がどんなものであっても、自分の意思は揺るがないといった意味で使用する言葉なので、強い覚悟が垣間見えるような言葉と評価できるでしょう。

ただ、さておきという意味で使う場合もあります。

日常会話の中で普通に出てくる言葉なので、馴染みを感じやすいはずです。

「いずれにせよ」の意味

いずれにせよとは、特定の物事がどうであろうとという意味のことです。

したがって、意味そのものはともかくとほぼ変わりません。

同じような意味として使用していくことが可能となっています。

いずれにせよに関しても、日常会話の中で割と聞くものでしょうから、馴染みを感じることができる人は世の中に非常に多いと思われます。

「ともかく」と「いずれにせよ」の用法や用例

「この方法が上手くいくかは分からないが、この方法しか残されていないんだから、ともかくこれをやってみるしかないだろう。

最善を尽くす方法と言えるのだから。」

「当日の天気がどうなるかは分からないが、いずれにせよこの試合は絶対に勝たないといけない。

負けた時点でうちのチームは敗退だから、勝ちだけが重要と言えるだろう。」

ともかくといずれにせよは同じ意味で使える言葉

ともかくといずれにせよは、どちらも特定の物事がどうであってもという意味で使っていく言葉なので、同じような意味と解釈できるでしょう。

したがって、同じ場面で使用することが可能です。

ただ、ともかくについてはさておきという意味で使用することもあるので、そういった部分についても一応頭に入れておいた方がいいと思われます。

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