目当ては「目指す目標のこと、または期待して思っていること。」
「目標」と言い換えると分かりやすい。
狙いは「目指す目標のこと、または考えていること」。
「標的」と言い換えると分かりやすい。
目当てと狙いは近い意味が有ります。
「お目当ての人」「「狙いは彼女」など心で思っていること、決めていることという意味で共通するのです。
「目当て」は目標のこと
「目当て」は心で目標とすること、もの、人などを決めることです。
見当を付けることも言います。
「バーゲンセールでお目当てのものを探した」「目当てのものがなく、困惑した」「お目当ての彼女が来ないクラス会はつまらなかった」「今日は目当てにしていたクロダイが掛からず、外道ばかりだった」「日ごろから考えていたお目当てのものを買う」などと使います。
「狙い」は標的のこと
「狙い」は目指すべきもの、こと、人のことです。
自分に都合の良いこと、好きなこと、しようとすることなどを言います。
「狙い通りになった」「これで狙いは定まった」「狙いをある程度絞らないと漠然としてどうしようもない」「アーチェリーの選手は的を狙って矢を放つ」「この企画書の狙いは何だ」「発言の狙い」などと使います。
「目当て」の選手で「狙う」メダル獲得
五輪の精神に反して各国は金メダルの数に躍起となるようです。
五輪憲章には国別のメダル獲得は謳われていないのですし、IOCには統計もありません。
しかし、下馬評は盛んに行われ、各国の有力選手を目当てにメダル獲得の数や順位をはじき出し、各国はそれを狙うのです。
金は6つ以上で順位は10位以内とした隣国はなぜか別の目的があったようで惨敗をしました。
「目当て」と「狙い」とは
「目当て」は見当をつけていること、心で胸算用をしていることです。
「狙い」も同じようなことで心に決めたこと、思惑のことです。
「目当てはこれだった」「目当てのもの」「お目当ての人が来た」「目当てが外れた」、「狙いが外れた」「狙い通り」「狙いを絞る」「狙いを定める」「狙いを悟られた」「狙いは何だ」などと使います。