「出版」と「上梓」の違い・意味と使い方・由来や例文

出版は「書物や図画などを印刷して、販売していくこと」。

一般的には本に当たるものを製造して、販売する行為を指しています。

出版という言葉は日常的にいろいろな機会で耳にするはずです。

上梓は「図書を製造し、販売すること」。

意味としては出版にかなり近いので、同じ意味と評価しても構わないでしょう。

しかし、上梓という言い方は日常生活ではほとんど聞かれないと言えるはずです。

「出版」の意味

出版とは、書物や図画などを印刷して、販売していくことです。

本と呼べるものについて作って、売っていくときに使う言葉であり、出版に関してはそれにかかわる仕事をしていない人のとっても馴染みを感じやすい言葉と言えるはずです。

出版という言葉も有名ですけど、同時に出版社という言葉に関してもかなりメジャーと言えるはずです。

上梓とは、図書を製造し、販売することです。

図書という言い方をしていますが、基本的には本に当たるものであるため、出版とほとんど意味の違いはありません。

ただ、日常生活において上梓という言葉を使っていく機会は多くないでしょう。

そもそも上梓という言葉を聞いたことがない人も割といると思われるので、かなりマイナーな言葉と言えます。

「出版社はこの先どうなるのだろうか。

今は本の売れ行きが懸念されている時代だし、この先生き残っていけるところはあまり多くないのではないかと思えるんだよね。」

「図書などを製造して、販売することを上梓と言うが、この言葉はあまり知られていないし、日常的に使っている人はほとんどいない。

だから、あまり知っておく必要はないかもな。」

出版と上梓に関しては、意味それ自体の違いはほぼありません。

しかし、それぞれの知名度には大きな差があるので、そこに関しては頭に入れておきましょう。

出版は日常的によく耳にしますし、使う機会はそれなりにあると思われますが、上梓は知名度がかなり低いので、見聞きする機会、使用する機会はほとんどないと言えるはずです。