体積は「物の大きさのことで嵩のこと。」
「?」と言い換えると分かりやすい。
容積は「液体がどれくらい入るかのことで量のこと」。
「cc」と言い換えると分かりやすい。
例えば一辺が10cmの立方体の体積は1,000?となります。
それに水を満たすと容積1,000?または1,000ccの容器となるのです。
体積と容積の単位は同じ場合と異なる場合があります。
容積には立方メートル系とリットル系があるのです。
「体積」は嵩
「体積」は物の嵩を言います。
どのような形をしていても空気を押しのける嵩のことです。
それを密封して水中に入れれば、押しのける水の分が浮力となるのです。
表示単位は立法メートル系のものになり、例えば?・?・?・?などになります。
勿論それ以下の表示も以上の表示もあり得ます。
マイクロ・ナノやメガ・ギガ・テラなどの長さのものでも理論上はあり得る訳です。
「容積」は量
「容積」は液体の量のことです。
表示単位は立方メートル系とリットル系があります。
例えば「この入れ物の嵩は1?だから入っている水の量は1?または1,000?だ」と言い、この入れ物のことを容積1?または1,000?の容器と言います。
「容積」と同じ意味の言葉に「容量」がありますが、少し広い使い方をします。
「パソコンの容量」など。
「体積」は「容積」と同じ
物の「体積」はもし中が空洞で、水が満たされれば水の量は「容積」となります。
ですから「体積」は「容積」と等しくなる場合があります。
例えば1辺が1cm のサイコロがあれば体積は1?となり、容積も1?で容量は1ccとなります。
ですから「体積」も「容積」も単位が同じなのです。
押しのける空気の量と中に入る水の量は一致する理屈です。
「体積」と「容積」とは
「体積」は嵩のことで空気を押しのけている部分の大きさを言います。
空であれば、そこに入る水の量を「容積・容量」と言うのです。
従って「体積」も「容積・容量」も同じことを違った側面から言っていることになります。
例えば「この貯水槽は10?の体積の大きさがあるので、満水にすると10?の容積になり、10,000?の容量になります」と使います。