全国は「国全体のこと」。
一般的にはその国の全体を指す意味で使われます。
全ての国、つまり世界中という意味ではない点に注意と言えるでしょう。
全土は「国土全体のこと」。
その国の土地の全体を指していますが、全国との違いはそこまで大きくはありません。
国と国土は違いますが、一般的には全国と同じような意味で使われています。
「全国」の意味
全国とは、国全体のことです。
その国の全体を指すときに使われる言葉です。
日本全国や単に全国という言い方をしていきます。
国全体を指すときには頻繁に使用される言葉であるため、日常生活の中では何度も耳にしているでしょう。
そんなに珍しくない言葉と言えるはずです。
特定の地域にかかわらず、国全体を対象にする点はポイントです。
「全土」の意味
全土とは、国土全体のことです。
国土の全体なので、その点において全国とは意味が違っていますけど、一般的にはほぼ同じ意味で使用されています。
また、全土に関してもそれなりに使っていく言葉です。
しかし、全国と比べるとややマイナーな表現と言え、全国ほど頻繁に使われる言葉ではないので、そこは知っておいてほしいです。
「全国」と「全土」の用法や用例
「日本全国で猛暑になる時期がやってきた。
この時期になると、外に出るときには本当に辛いよな。
直射日光が身体全体を包む感じで、まるで燃えているような感覚になってくるんだよ。」
「今回のニュースは日本全土で大きな影響をもたらしたらしい。
世の中の多くの人たちが知るような、かなりの報道量だったから、結果的に影響される人が多く出るのは当然だろうが。」
全国と全土は同じ意味で使用されている
全国と全土に関しては意味は違っています。
全国は国全体ですが、全土は国土全体なので、微妙に意味は異なっている状況です。
しかし、実際は両者は同じ意味として使用されていると言えます。
だから、厳密に言えば違う意味の言葉ではあるものの、実際は意味は同じとして使われている状況なので、そこに関しては理解しておきましょう。