言葉の違い 「小計」と「累計」と「合計」と「総計」との違い・意味と使い方・使い分け 小計は「一番小さい集団の数を足したもののこと」。 「最小加算数」と言い換えると分かりやすい。 累計は「ある集団の数を逐一足したもののこと」。 「逐一加算数」と言い換えると分かりやすい。 合計は「小計を足した中間的集団数のこと」。 「中間的加算数」と言い換えると分かりやすい。 総計は「合計を集めたある集団のすべての数のこ...
言葉の違い 「危ない」と「危うい」との違い・意味と使い方・使い分け 危ないは「危険が客観的に迫っていること」。 「危険切迫」と言い換えると分かりやすい。 危ういは「主観的に危険であることを認識すること」。 「危険察知」と言い換えると分かりやすい。 両方の言葉とも危険なことを言うのですが、「危うい」は文語の言葉、「危ない」は口語言葉になります。 両方は同義語としても使われます。 「危ない...
言葉の違い 「能率」と「効率」の違い・意味と使い方・使い分け 「能率」は、一定の時間内にできる仕事の割合のことです。 仕事の進み具合をいいます。 「能率が上がる」「能率の良い機械」「能率の低下」のように使います。 「効率」は、機械が働いた仕事量と、それに消費されたエネルギーとの比率をいいます。 「熱効率」のように使います。 また、得られた成果とそれに費やした労力の割合を表します。...
言葉の違い 「退避」と「回避」と「逃避」と「待避」の違い・意味と使い方・使い分け 退避は「危険を感じその場から退くこと」。 「退く」と言い換えると分かりやすい。 回避は「危険を前もって避けること」。 「避ける」と言い換えると分かりやすい。 「逃避」は「危険から逃れること」。 「逃げる」と言い換えると分かりやすい。 「待避」は「危険な場所に行かないこと」。 「待つ」と言い換えると分かりやすい。 いずれ...
言葉の違い 「利口」と「利発」との違い・意味と使い方・使い分け 利口は「頭が良い人、抜け目のない人のこと」。 「賢い」と言い換えると分かりやすい。 利発は「頭の回転の良い人のこと」。 「聡明」と言い換えると分かりやすい。 頭が良い事を表す言葉は他に「賢明」などがありますが、日常的に会話で使うのは「利口・利発」です。 「聡明・賢明」も会話で使いますが、「聡明な人物」「賢明なご判断」な...
言葉の違い 「適量」と「適宜」の違い・意味と使い方・使い分け 「適量」は、適度の量のことです。 「適量の酒を飲む」「適量の調味料を加える」のように使います。 「適宜」は、その場の状態・状況にぴったり合っていることを指します。 「適宜の処分」のように使います。 また、便宜に従うことをいいます。 「随意」という意味です。 「そのへんは適宜でよい」「適宜休みを取りたまへ」のように使いま...
言葉の違い 「後生」と「後進」と「後輩」の違い・意味と使い方・使い分け 後生は「こうせいと読む場合は後の世に生まれてくる人のこと」。 「若者」と言い換えると分かりやすい。 後進は「ある分野の先達に続く人のこと」。 「後継者」と言い換えると分かりやすい。 後輩は「ある集団の実績や地位の低い人のこと」。 「後続者」と言い換えると分かりやすい。 後生はもともと、来世のことを言いますし、「ごしょう...
言葉の違い 「裏表」と「表裏」の違い・意味と使い方・使い分け 裏表は「表の顔と裏の顔がある人のこと」。 「二重人格」と言い換えると分かりやすい。 表裏は「表面と裏面のこと」。 「正反対面」と言い換えると分かりやすい。 裏表は「反対・逆」の意味で「うらうえ」と読む場合がありますが、普通は表面と内面の意味になります。 表裏は表と裏のことですが裏表と同意味で使われることもあります。 裏...
言葉の違い 「懇親会」と「懇談会」の違い・意味と使い方・使い分け 懇親会は「複数人が集まって気軽に楽しい話をしたり、食事をすること」。 参加者の親睦を図ることが目的となっています。 懇談会は「特定のテーマに沿った話し合いをすること」。 その際には食事などを伴うこともあるので、状況としては懇親会に似ているようにも見えますが、懇談会は目的が懇親会とは違うということが言えるのです。 「懇親...
言葉の違い 「動機」と「理由」の違い・意味と使い方・使い分け 動機は「特定の行動などをとるに至った個人的な原因のこと」。 その人ならではの部分を表現したものになります。 理由は「特定の行動などをとるに至った普遍的な理由のこと」。 割と世の中で一般的と言えるような、誰もが理解できるような原因について述べるのが理由です。 その人以外にも同じ原因で同じ行動などをとると言えるようなものに...