言葉の違い 「自虐」と「卑下」の違い・意味と使い方・使い分け 自虐は「自分で自分を責めること」。 自分であえて必要以上に悪く言うことを意味していますが、笑いのネタとして言うこともあり、必ずしも深刻な状況ではないのです。 卑下は「自分で自分のことを低く評価すること」。 簡単に言えば謙遜に近い言葉であり、謙虚な状況のときには卑下という言葉を使うこともできると言えるのでしょう。 「自虐...
言葉の違い 「広告」と「チラシ」の違い・意味と使い方・使い分け 広告は「特定の内容に関して世間の多くに知らせること」。 広告の具体的な手法としてはいくつかありますけど、それらをまとめて広告という言い方をするのです。 チラシは「主に紙を使った広告の手法のこと」。 新聞の折り込みチラシなどに代表されるように、紙に知らせたいことを印刷していくというやり方が一般的となっています。 「広告」...
言葉の違い 「反応」と「反響」の違い・意味と使い方・使い分け 反応は「特定の現象や物事に対して、人々が何かしらの感想、感覚を抱いたこと」。 傍から見てそういうものを抱いたことが分かるようなときに使うことが多く、良いものも悪いものも含みます。 反響は「特定の現象や物事に対して、人々が好意的な反応を見せること」。 反響というのは、反応の1つになりますけど、どちらかと言えば好意的な感想...
言葉の違い 「辞職」と「退職」と「離職」の違い・意味と使い方・使い分け 「辞職」は、職を自らやめることです。 「議員辞職」「責任を取って辞任する」のように使います。 「退職」は、勤めている会社などをやめることです。 「定年退職」「退職金」「会社を退職する」「定年で退職する」のように使います。 「離職」は、職務から離れることです。 「失業」と同じです。 「製造業から離職する」のように使います...
言葉の違い 「放念」と「失念」の違い・意味と使い方・使い分け 放念は「他人に対して忘れてほしいということを伝えるときに使う言葉のこと」。 気にしないでほしいという意味で使われることもありますけど、放念というのは他人に対して使うのが普通となっています。 失念は「自分が特定のことを忘れること」。 自分が何かを忘れてしまったようなときに失念という言葉を使うということになります。 「放念...
言葉の違い 「交渉」と「折衝」の違い・意味と使い方・使い分け 「交渉」は、取り決めをするために、相手と話し合うことです。 「適正な値段を交渉する」「交渉が的まとまる」のように使います。 また、「人と人のかかわり」「関わり合い」「関係」のことです。 「没交渉」のように使います。 「折衝」は、利害に一致しない相手とかけ引きをして問題の解決を図ることをいいます。 また、その「かけ引き」...
物の違い 「簾(すだれ)」と「葦簀(よしず)」の違い・意味と使い方・使い分け 最近では滅多に見られなくなった風物詩に、簾(すだれ)と葦簀(よしず)があります。 昔は夏になると、お店や家の前に並んだ簾や葦簀が強い陽を遮り、涼しさを醸し出していたものです。 最近の若い人には、この簾と葦簀の違いを知らない人が少なくありません。 葦簀は主に葦(よし、あし)という植物の茎を編んで作られており、簾は主に竹で...
言葉の違い 「省略」と「割愛」の違い・意味と使い方・使い分け 「省略」は、簡単にするために、物事の一部をはぶくことです。 「以下省略」「省略算」「省略法」のように使います。 「割愛」は、惜しいと思いながら、思い切ってすてることです。 もともと、仏教語で、愛着の気持ちを断ち切ることを言います。 「説明は割愛させていただきます」「紙面の都合上割愛せざるを得ない」のように使います。 「...
言葉の違い 「擁護」と「援護」の違い・意味と使い方・使い分け 擁護は「特定の人物を守ること、かばうこと」。 物理的な攻撃のみではなく、何らかの批判を受けているような際にも使うことがあります。 援護は「特定の人物を守りながら、加勢すること」。 こちらに関しても、物理的な攻撃のみではなく、何らかの批判を受けているようなときに使うこともできるので、そこは覚えておく必要があります。 「擁...
言葉の違い 「多用」と「多様」の違い・意味と使い方・使い分け 多用は「用事が多いこと、何かを多く用いること」。 多用というのは自分が何かの用事を多く抱えていて忙しい状況、または特定の何かを何度も頻繁に使うという意味です。 多様は「種類が多くある状態のこと」。 違ったものが多く存在する状況、たくさんの種類のものが多く素材する状況という意味で、多様性という言葉で使うことが一般的です。...