愛情は「特定の存在に対する愛の気持ちのこと」。
愛を込めた気持ちを特定の存在に対して持っている際に使っていきます。
人間に対して使う機会が多いですけど、人間だけとは限りません。
愛着は「慣れした親しんだものに対する離れたくないという気持ちのこと」。
長い時間を一緒に過ごしたがゆえに、離れたくない気持ちを持つときに使うのです。
「愛情」の意味
愛情とは、特定の存在に対する愛する気持ちのことです。
愛する気持ちなので、滅多に使うことはありませんけど、そういった気持ちを持つ瞬間は多くにあると言えるでしょう。
愛情に関しては、人間に対して使うことが多いものの、人間以外の存在に対して使うことも多々あります。
例えば、動物に対して使用しても何ら不思議ではないのです。
「愛着」の意味
愛着とは、慣れした親しんだものに対する離れたくないという気持ちのことです。
どんなものであっても、長い時間一緒にいれば特別な気持ちがわいてくるものです。
そういったシーンで愛着という言葉を使用していきます。
愛着は人間に対してよりも、モノまたは動物に対して使うケースが多いです。
愛する気持ちという部分は特に関係ない言葉です。
「愛情」と「愛着」の用法や用例
「自身の配偶者や子供という存在は、人生の中で長い時間を一緒に過ごすものだから、自然と愛情を持ってしまう。
いつまでもこのまま一緒にいたいと思えてくるんだよね。」
「このパソコンは非常に丈夫で、気が付いたら10年近く使っている。
いまだに壊れる気配がないんだよな。
だから、すでにかなり愛着がわいてしまっているな。」
愛情と愛着は対象に違いがあると言える
愛情と愛着は特定の存在を特別に思う気持ちを指しています。
しかし、愛情は主に人間や動物などの生き物に対して使いますけど、愛着は人間以外の動物、またはモノに対して使います。
だから、そういった部分で違いを見出すことができます。
愛情と愛着に関しては、ちょっと似た言葉にも聞こえるかもしれないですけど、対象の面で異なった部分があるのです。