待ちあぐむは「長い間待ちすぎて、待つのが嫌になってくること」。
すでに長い時間待たされている状況のため、これ以上待つのは我慢ならないという状況で使っていく言葉です。
待ち焦がれるは「身を焦がすような思いで待ち続けること」。
待ちあぐむと同じで、待たされているのが嫌に感じられる状況で使っていく言葉と言えます。
「待ちあぐむ」の意味
待ちあぐむとは、長い間待ちすぎて、待つのが嫌になってくることです。
すでに待たされている時間がかなり長い状況となっているため、これ以上待ち続けるのは非常に辛いという心境を表しています。
待ちあぐむという表現はそこまでメジャーではないので、日常生活において実際に使用するケースはそこまで多くないと言えるでしょう。
「待ち焦がれる」の意味
待ち焦がれるとは、身を焦がすような思いで待ち続けることです。
要するに、待ち続けている状況を表しているので、待ちあぐむと同じようなシーンを示しています。
身を焦がすような思いを持ちながら待っているということは、待つ行為それ自体がかなり辛くなってきており、我慢の限界が近いとも言えます。
待ち焦がれるという表現は日常生活の中でそこそこ使う可能性が高いでしょう。
「待ちあぐむ」と「待ち焦がれる」の用法や用例
「もう何時間待たされているのだろう。
完全に待ちあぐむと言える状況になってきている。
待つことに対して嫌悪感を覚え始めており、そろそろ限界だと言えるだろう。」
「あの人と会えなくなってから、すでに何か月が経ったのだろうか。
仕事だからしょうがないけど、早く帰ってきてほしいと待ち焦がれるような状況になってきているよ。」
待ちあぐむと待ち焦がれるはどちらも待つのが辛い状況を表している
待ちあぐむと待ち焦がれるに関しては意味はかなり似ています。
どちらも待ち続ける状況に対して辛さを感じている状況を表しているのです。
したがって、意味の違いはそれほどありません。
しかし、待ちあぐむと比べると待ち焦がれるの方が言葉としてはメジャーであるため、知っている人も多いでしょうし、実際に使用する人も多いはずです。